和田佐智子さん
私は現在、特別養護老人ホームで介護職として勤務しています。
夜勤業務もあり体力的にも精神的にもハードな仕事をしながら、国家試験に一度の受験で合格できたことが本当に嬉しかったです。
私は貴校の国家試験対策講座に参加した後、10月頃より試験勉強を開始しました。 対策講座で教えてもらった勉強方法を実践し、自分なりにスケジュールを立て目標を明確にして受験勉強を進めました。使用した参考書は中央法規の過去問題解説集と受験ワークブックのみです。10月頃より、過去問3年分をワークブックに落としこむ作業を開始し、12月下旬からワークブックの暗記に専念しました。
勉強時間の確保が難しかったため、夜勤入り前や休日など時間を見つけてとにかく短時間で集中して取り組むように常に意識していました。日勤後など疲れているときは、無理に勉強せず、気分の乗っているときだけ行うよう自分の気持ちに余裕を持つよう心がけていました。
私は長時間勉強することが苦手だったので、1時間集中したら1時間休憩する、一日の目標を達成したら好きなことをする、などと自分なりのペースで周りと比べず焦らずに勉強を進めました。
1月に入ってからはワークブックの暗記と平行して、時間を計って過去問を解きました。模試を受験すればよかったのですが、仕事と受験勉強で精一杯で余裕がなく結局一度も模試を受けずに本番に臨むことになりました。が、時間配分を自分で決めていたため、本番では時間が足りなくなるということはありませんでした。
試験前日は夜まで仕事だったため、帰ってから勉強せずゆっくり休みました。 試験が行われる1月下旬は悪天候の日が多く、交通機関も止まってしまうことがあるため、できれば前泊するなど気持ちに余裕を持ったほうが良いかもしれません。
実際、私は試験内容より当日の交通にとても不安を感じたので、前日は休みを取るなどしてもっと余裕を持って受験できたらよかったと後悔しています。
今回の試験は内容がとても難しく、試験途中、問題を読んでいる時点で諦めそうになりましたが、終了時間の最後まで集中し見直しをし、合格点ギリギリで合格することができました。
満点を狙うのではなく合格点を取る、とにかく集中する。この二つを自分のテーマに掲げ、受験勉強を継続したことで合格できたと思います。