よくある質問

よくある質問を確認!

nifisでの通信教育の内容や、社会福祉士国家試験の受験についてよくある質問をまとめました。ご不明な点があるかたは、ぜひ一度こちらをご覧ください。

nifisの通信教育は、何を学べるの?

nifisは国家資格のひとつ「社会福祉士」の受験資格を取得するための学校です。社会福祉士になるためには、年1回行われる国家試験に合格する必要があります。nifisでは受験資格取得に向けての学習や指導、社会福祉士に必要な知識の習得、そして国家試験合格のためのサポートを行っています。

社会福祉士って、いったいなーに?

「社会福祉士」は厚生労働省管轄の国家資格です。有資格者でなければ「社会福祉士」と名乗ることができない「名称独占資格」のひとつです。有資格者は主に「ソーシャルワーカー」と呼ばれる福祉業務全般を行う専門家として働くことが多く、心理的、身体的、経済的に困難な事情がある方に対し、高い専門知識をもって相談や支援を行います。また医療機関、介護施設などの機関との調整を図り、その方が医療や福祉サービスを的確に受けられるよう橋渡しを行います。まさに社会福祉のエキスパートと呼べるでしょう。

社会福祉士の国家試験ってどうやって受けるの?

社会福祉士の国家試験は、ただ申し込むだけでは受験することができません。法令等により受験資格が定められています。人によって受験資格は大きく異なりますが、一例として福祉系大学等で指定科目を修めて卒業した方や、nifisのような養成施設を修了した方などが受験資格の対象となります。

福祉系大学、短大等って、そもそもどんな学校?

社会福祉に関する「基礎科目」または「指定科目」を履修できる学校のことです。代表的な学校として「日本福祉大学」「東京福祉大学」「東北福祉大学」などがあり、全国に数多くあります。

自分が入学、卒業した学校って、福祉系大学ですか?

社会福祉に関する「基礎科目」または「指定科目」と呼ばれる科目が履修できる学部・学科・コースであるかどうかで判断をします。詳細につきましては、各学校へお問い合わせください。

「基礎科目」「指定科目」って、なに?

厚生労働省が定めた、社会福祉士に必要な知識を取得するために用意された科目のことを指します。「基礎科目」は全部で12科目あり、社会福祉に関する内容を学習することができます。また基礎科目の12科目に加え、さらに6科目加えた18科目を「指定科目」と呼びます。これらの科目は福祉系大学、短大等で履修することができます。

基礎科目・指定科目一覧

説明を開く

  1. 人体の構造と機能及び疾病、心理学理論と心理的支援、社会理論と社会システムのうち1科目
  2. 現代社会と福祉
  3. 社会調査の基礎
  4. 相談援助の基盤と専門職
  5. 相談援助の理論と方法
  6. 地域福祉の理論と方法
  7. 福祉行財政と福祉計画
  8. 福祉サービスの組織と経営
  9. 社会保障
  10. 高齢者に対する支援と介護保険制度
  11. 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
  12. 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
  13. 低所得者に対する支援と生活保護制度
  14. 保健医療サービス
  15. 就労支援サービス、権利擁護と成年後見制度、更生保護制度のうち1科目
  16. 相談援助演習
  17. 相談援助実習指導
  18. 相談援助実習

下線部は基礎科目のみ。
※こちらの科目一覧は平成21年4月1日入学者(編入学含む)から適用の基礎科目・指定科目となります。従前(平成21年3月31日以前入学者(編入学含む))の基礎科目・指定科目につきましては、こちら「指定科目」・「基礎科目」をご覧ください。

基礎科目、指定科目を履修するとどうなるの?

まず社会福祉士として必要な知識を習得できるということです。すでに社会福祉士指定科目の18科目をすべて履修されている方は、当校のような養成施設への入学が不要となります。また社会福祉士基礎科目の12科目をすべて履修された方は、養成施設での学習期間が6ヵ月以上1年未満の短期養成施設に入学資格要件が該当する場合があります(当校の場合、9ヵ月コースの短期通信学科)。
※従前(平成21年3月31日以前入学者(編入学含む))の基礎科目・指定科目につきましては、こちら「指定科目」・「基礎科目」をご覧ください。

福祉系大学に通っているのですが、どの科目が基礎科目、指定科目かわからないのですが……。

内容は社会福祉に関する「基礎科目」または「指定科目」であっても、学校によって異なる科目名称を使っている場合がございます。どの科目が「基礎科目」または「指定科目」に該当するか詳細につきましては各学校へお問い合わせください。

自分が卒業した学校で、基礎科目、指定科目を受けたかわからないのですが……。

各学校にて「単位修得証明書(成績証明書)」などの証明書を発行してもらうことができますので、そちらでご自身が履修された科目などを確認することができます。ただし内容は社会福祉に関する「指定科目」または「基礎科目」であっても、学校によって異なる科目名称を使っている場合がございます。詳細につきましては各学校へお問い合わせください。

4年制の福祉系大学を卒業しました。もう社会福祉士国家試験を受験できますよね?

当校のような養成施設に入学せずに社会福祉士国家試験の受験資格を得るには、「指定科目」をすべて履修することが必須となります。4年制の福祉系大学を卒業されていても、18科目のうち1科目でも履修をせず卒業された場合は、養成施設の入学が必須となりますのでご注意ください。
※従前(平成21年3月31日以前入学者(編入学含む))の基礎科目・指定科目につきましては、こちら「指定科目」・「基礎科目」をご覧ください。

3年制、2年制の福祉系短大卒で、指定科目もすべて履修。国家試験の受験はできますか?

3年制、2年制の福祉系短大等の場合、卒業後に「相談援助実務」と呼ばれる実務経験も行っていただく必要があります。3年制の場合は1年間、2年制の場合は2年間の相談援助実務が必要となります。考え方としては、「福祉系短大等の規定年数」+「卒業後の相談援助実務の年数」が4年以上になれば、当校のような養成機関に入学せずに、社会福祉士国家試験の受験資格を満たすこととなります。

※3年制の場合は夜間授業を行う専攻科・学科・課程、又は通信教育の過程を除きます。

「相談援助実務」ってなんですか?

児童養護施設や介護保険施設、障害者支援施設などの実際の現場にて、相談援助業務を行っている職員として働く実務のことをいいます。相談援助実務として認められる施設、職種は細かく定められておりますので、相談援助実務の詳細につきましては、こちらをご確認ください。またそれらの実務を行った後、実務経験証明書などの必要書類を当校に提出することが必要になります。

相談援助の実務経験は、いつの段階で必要な経験年数を満たすことになりますか?

2024年4月入学生の場合、相談援助の実務経験は受講開始日(学習補助教材発送日)の前日である2024年4月23日の時点で必要年数を満たすことで、見込みでのご出願が可能です。当校の受講開始日(学習補助教材発送日)は2024年4月24日です。(入学日は2024年4月1日ですが、当校から全受講生へ学習補助教材一式をお送りする日を教育訓練上の受講開始日としています。)

短大を卒業する「前」に相談援助実務を経験したのですが……。

短大、社会福祉士主事養成機関を卒業(修了)する前に行った相談援助実務は、社会福祉士養成施設の入学資格要件の対象にはなりません。各学校を卒業(修了)後に行った相談援助実務のみが入学資格要件の対象となりますので、十分ご注意ください。
4年制大学をご卒業の方につきましては、前後問わず、1年以上の相談援助実務のご経験で実習免除制度の対象となります。

大学、短大等を卒業していないのですが……。

大学、短大等を卒業していなくても、社会福祉士の受験資格を得ることはできます。主に3つの方法があります。
(1)「相談援助実務」を4年以上行う→一般通信学科
(2)「社会福祉主事養成機関」を修了し、その後「相談援助実務」を2年以上行う→短期通信学科
(3)「児童福祉司」「身体障害者福祉司」「査察指導員」「知的障害者福祉司」「老人福祉指導主事」の5職種において実務経験を4年以上行う→短期通信学科
各学科に入学し、修了することで、社会福祉士国家試験の受験資格を得ることができます。

「社会福祉主事」って、なんですか?

主に老人デイサービスセンターの生活相談員や福祉事務所の現業員・ケースワーカー等として働く上で必要となる資格です。社会福祉士国家試験の受験にこの資格そのものは必要ありません。すでに社会福祉士の資格がある方は、社会福祉主事の任用資格があるとみなされ、改めて社会福祉主事資格を取得する必要はありません。

「社会福祉主事養成機関」って、なんですか?

社会福祉主事養成機関(昼間課程、夜間課程)は、修業年限2年以上の学校が指定されているほか、1年間の通信課程のものが現在3校あります。なお、大学・短大等で厚生労働大臣の指定する社会福祉に関する科目を3科目以上履修して卒業した、いわゆる「3科目主事」や都道府県等で実施している、社会福祉主事資格認定講習会はこれに該当しません。該当する社会福祉主事養成機関を卒業(修了)し、その後「相談援助実務」を2年以上行うことで当校の短期通信学科の入学資格要件を満たすことができます。

nifisなどの「養成施設」では一体何をするの?

社会福祉士国家試験を受けるためには、社会福祉に関する「指定科目」全18科目の履修が必須となります。主に福祉系大学、短大等でそれらの履修ができますが、私たちnifisなどの「養成施設」でもその指定科目をすべて履修することができます。仮に、福祉系大学、短大等にて指定科目をすべて履修せずに卒業してしまった場合でも、養成施設を修了することによって受験資格を満たすことができます。
※従前(平成21年3月31日以前入学者(編入学含む))の基礎科目・指定科目につきましては、こちら「指定科目」・「基礎科目」をご覧ください。

過去に福祉系大学で履修した科目があるのですが、nifisでも再度同じ科目を履修する必要がありますか?

はい。再度同じ科目を履修する必要があります。

なぜnifisには9ヵ月の「短期通信学科」と1年6ヵ月の「一般通信学科」があるの?その違いは?

「短期通信学科」は、すでに福祉系大学等にて基礎科目(全12科目)を履修された方や、社会福祉主事養成機関を修了され、その後の相談援助実務の経験が2年以上ある方などが対象となります。一方「一般通信学科」は、一般大学等を卒業された方や相談援助実務の経験が4年以上ある方などが対象となります。入学資格要件の詳細につきましては、こちらをご確認ください。
※従前(平成21年3月31日以前入学者(編入学含む))の基礎科目につきましては、こちら「基礎科目」をご覧ください。

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