目崎繁さん
試験勉強を始めたのは試験1年前の1月からでした。主にユーキャンの1問1答形式で、持ち運びが簡単なコンパクトタイプを選びました。仕事をしながらの勉強では、いかに時間を作るかが課題と思い、朝の10分や通勤の15分など一日の少ない細切れの時間を有効的に活用しました。そのために、コンパクトな問題集は重宝しました。
学校からの課題レポートは4月までに終わらせて、休みの日は主に過去問題集を解くことに時間を費やしました。まずは問題になれること、そして分からない語彙や単語を調べて傾向を分析しました。
9月に行われた国家試験対策講座に参加して大きな転機を迎えました。それまで、ただ問題を解いていたのが、社会保障や福祉制度はしくみをちゃんと理解しないと、暗記しない限り、応用問題などに対応できないと感じました。たった1日の講義でしたが、内容はかなり濃く、今までの理解度からかなり上がりました。中央法規の国試ナビを見ても「なるほど、こうゆうことか」と理解が深まりました。
ワークブックも買ったのですが、読んで理解するほど、自分の頭は良くなく、図解や表を豊富に掲載している国試ナビの方が、頭の中での整理に大いに役立ちました。
過去問題集を何回か解くうちに、いつも間違う苦手な問題が分かってきます。なぜ間違うのかと言えば、暗記できていないか、制度なりをちゃんと理解していないかです。暗記が必要ならば、古典的ですが暗記カードに起こして覚えました。
10月くらいには模擬問題集を中央法規とユーキャンの2冊を購入して、合計750問を3回繰り返して解きました。試験と同じ時間に始めて、答え合わせと解説を理解するのに、解く時間と同じくらい掛けたので、半日くらい潰れました。
過去問題集は5年分をこれも3回くらい解いたので、模擬問題集と合わせて、4500問を解いた計算になります。それプラス1問1答分もあります。それだけやれば、問題自体を覚えるし、自分の苦手が分かるし、なおかつどんどん点数が上がっていくので、自信にも繋がります。試験直前には130点くらいとれたので、本番では100点を目指して臨むことが出来ました。
この場を借りてお世話になった先生や事務局の方にお礼を申し上げます。
皆様の健闘をお祈りします。