R・Sさん
この度、社会福祉士国家試験に合格することが出来ました。在学中は、仕事をしながらのスクーリング、課題提出、国家試験勉強とやることが沢山あり「本当に無事に卒業できるのか、試験に合格できるのか」と不安でいっぱいでした。
本格的に試験勉強を開始したのは平成27年の9月頃になります。それまでは空き時間にテキストを読むことなどはしていましたが、学校主催の「キックオフ講座」に参加し、恥ずかしい話ですが「本格的に勉強しないと間に合わない」と焦ったのでした。
1日の勉強時間は仕事がある日は1、2時間程度、休みの日でも3、4時間出来れば良いほうでした。使用した参考書は「ユーキャン」中央法規の「国試対策ナビ」を購入。過去問題集、模擬問題集は「中央法規」の物をそれぞれ購入しました。
勉強方法については、まずは過去問題を3年分解き、その内容をテキストに落とし込むことを行いました。テキストはあれこれ購入したくなりましたが、皆さんにはご自分に合った使いやすい物を購入していただければと思います。私自身、最後の1ヶ月間は「参考書や問題集が足りないのでは?」と不安になりましたが「色々購入しても把握しきれないし、余計混乱するのでは?」と思い、追加での購入はしませんでした。
模試は、中央法規の全国模試を受験しました。私は時間と会場の関係で、在宅での模試を選択しましたが、可能であれば会場で受けたほうが実際の試験に近い状態で受けることが出来るので、良いと思います。模試の結果は不合格圏内でしたが、結果を参考にし、苦手科目や点数が取れなかった教科を確認することができたので、その後の勉強に役立ちました。
試験前1ヶ月間は仕事の空き時間に中央法規の「一問一答アプリ」を解いたり、テキストの再確認、模擬、過去問題を繰り返し解くことを行いました。試験がある時期はインフルエンザ等が流行る時期ですから、必要以外の外出は控え体調管理に気をつける必要があります。
いよいよ試験当日。やはり会場の雰囲気に圧倒され、緊張してしまいました。中央法規の「集中講義」に参加した際に講師の先生が、「問題、設問をよく読み、線を引く」と仰っていたので実践してみたところ、選択に迷った際問題を再確認でき、答えを導き出すことが出来ました。一問に掛けられる時間は1分半と言われますが、短い時間の中でも問題や設問の意味を理解するということは、とても大切なことでした。
そして、くれぐれもマークミスには気をつけてください。マークミスの1、2問が命取りになることもあります。また、「分からない問題を飛ばし、後から考える」ということはしないほうが良いです。時間切れや忘れてしまうこともありますし、最初の回答が当たっていることが多いと、聞きました。
私は午前の回答に自信がなく、試験途中で泣きたくなりましたが、午後は気持ちを切り替え試験に挑みました。午前中の出来が悪くても諦めず、午後の問題に挑んでください。
最後になりますが、私からのアドバイスとして
①レポートは早めに作成し、試験勉強に早めに取り掛かる
②体調管理に気をつける
③友達の誘いは断る
④試験前は勉強をしすぎない(ストレスになりました)
⑤もし不合格でも諦めずに、何度でもチャレンジする
とアドバイスしたいと思います。
これから受験される方に参考になったか分かりませんが、以上が私の「合格者体験記」になります。皆さんの合格をお祈りしています。