30代女性
私が社会福祉士の試験勉強を始めたのは試験の4か月前の10月からでした。時間も4か月と限られた時間だったため学校で教わった勉強法を頼りに、仕事のとの両立を図りました。
両立を図るとは言ったものの久しぶりの勉強に慣れず、毎日の勉強時間を確保するのも初めはとっても大変でした。ストレス(?)からネットゲームにはまってしまったり、集中できず居眠りをしてしまったりする時もありました。
しかし、「継続は力なり」の言葉通り集中力が切れたり気分が乗らない時も必ず勉強するくせをつけることで段々と勉強することに慣れていった気がします。
仕事の日はだいたい1日2時間くらい、休日は5~6時間の学習時間を確保していたような気がします。もちろんネットゲームと居眠りも最後まで続けました(笑)もしかしたらそれがいい気分転換になり逆に良かったのかも…?!
具体的な勉強方法ですが、学校で教わった通り『過去問の誤答を正答に直し、ワークブックに書き込む』を12月まで続けました。ワークブック作りをしていく中で合間に単語帳も作成してみましたが、単語帳は思った以上に役に立ちました。
風邪を引いて机にむかえない時や予想外の残業の休憩時間など、かなり重宝していた気がします。どんなにしっかりとスケジュールを立てていても想定外のことは起こり得ます。そんな時自分自身の安定剤となっていたのが単語帳でした。ありがとう、単語帳!
試験1か月前からは作成したワークブックを振り返ると共に模擬問題集で問題を解くことに慣れるようにしました。自分でも不思議な感覚でしたが試験1週間前になると問題の読み方がなんとなくわかるようになっていた気がします。
私は試験勉強を始めたのが遅かったので受けられる模試も少なく、一番遅くに受けられる東京アカデミーの模試を受験しました。勉強を始めて間もなくの模試でしたが結果はそんなに悪くなく…逆に不安になるような感覚だったのを覚えています。
受けたときは不安さえ覚えた模試でしたが、試験5日前、この模試が役に立つときがやってきました。低得点だった科目、配点の少ない科目から重点的に見直すことで試験ギリギリまで効率的に勉強出来たような気がします。
試験までの毎日は本当に余裕がなく、勉強しても手ごたえを感じることはありませんでした。それでも自分を信じて続けることが大事なことなのだと今となっては感じます。
イライラやモヤモヤ、自分の感情とうまくお付き合いしながら受験勉強をなんとか乗り切ってください。きっとその先には少し成長した自分自身がいるはずです!
しかし今私は切羽詰まってこの合格者体験記を書いています。あんまり成長していません(笑)