30代男性
- 氏名:(白倉 栄さん)
- 居住地:(新潟県)
- 年代:(30代)
- 性別:(男性)
- 学習開始時期:(2020年4月頃)
1.社会福祉士を目指した理由
私は社会人になりこれまで介護職員、現在は生活相談員と介護職員を兼務する仕事に就いており、介護分野以外の仕事をしたことがありません。今後の仕事については、どうなるか分かりませんが、福祉という分野に携わっていくという根底は変わらないと思います。そう考えた時に、より一層幅広い知識を得たいと思ったことが資格取得を目指した一番の理由です。また近年は、家庭を取り巻く環境が様々で、ご利用者の関係機関とやり取りをする中でも、社会福祉士の資格の必要性も感じていました。
2.使用した参考書等
- 社会福祉士国家試験模擬問題集2021(中央法規)
- 社会福祉士 完全予想模試2021(成美堂出版)
3.合格までの道のり
在学期間中は、日々の仕事はもちろん、家事や育児という生活の中でレポート提出の期限に追われていました。なんとか家族の協力もあり、レポートが提出でき、面接授業(スクーリング)にも出席でき、卒業できました。自分の中では、試験の勉強よりも、受験資格を取得することがとても大変に感じました。
試験勉強に取り掛かるにあたりまず私がしたことは、自分の生活の中で試験勉強に費やせる時間(正確に言うと机に向かえる時間)はどのくらいあるのか確認することからでした。これは仕事のある日と休日の日の2パターンを見直しました。この結果、仕事の日は1日2時間、休日は4時間程度と分かりました。試験日から逆算し、2020年4月頃から試験勉強に取り掛かりました。
勉強方法としては、問題集の反復。間違ったところはどこが違うのか確認。何回やったか思い出せないぐらいひたすら問題集に繰り返し取り組みました。1冊の問題集を完璧に理解する思いでしました。あとは、通勤時間の活用です。私の場合、車で片道40分あるので、この時間、聞き流しの問題を車内で聴きながら通勤していました。
4.これから受験する人へ
これをしたほうがいいとか、この教材を使ったほうがいいとは私からは言えません。大事なことは、自分自身にあった方法で試験までの時間を過ごすこと、周りに流されず、自分自身の勉強スタイルを確立することだと思います。
受験資格を得るまで、レポート、面接授業(スクーリング)、実習該当者の方は実習と、道のりは長いです。今一度、資格取得する理由は何なのかを考えてほしいです。そうすれば、試験日まで自分が何をしなければいけないのか見えてくるのではないでしょうか。
試験当日は、周りの雰囲気にのまれそうになるかもしれません。しかし、そんな時頼れるものは家族でもなく、友達でもありません。自分自身が試験当日までどういう時間の使い方をしてきたのかが支えになります。
試験当日、「自分はこれだけやったから大丈夫。」と思える時間の使い方をして欲しいです。努力は必ず報われます。自分自身を信じて下さい。