合格体験記

30代女性

受験勉強は結果オーライ、無理をしても仕方ない、というスタンスで私は受験勉強に取り組みました。

 

頭がクリアになっていて、集中して記憶できる精神状態のタイミングを作ったり、すぱっとやめて休憩モードに切り替えるといった、自分の記憶のパターンを知りながらの勉強でした。

 

私の場合は、リラックスした状態をつくることを心がけ、適度な短かさが集中にちょうどいい、移動中の細切れ時間を利用したりしました。例えば近所のカフェであったり、旅先での待ち時間であったり、本屋でぱらぱら資料をめくったりと、それぞれの人の身の周りで利用できるものを、その時々で見つけていくことが大切だと思います。

 

とはいえ、非常に学習範囲の広い試験のこと、古いものでもいいので(法律改正等には注意をしなくてはいけませんが)、過去問を早くにやっておくことをおすすめします。私はとにかくテキストに早くざっと目を通し、試験の前年度の夏には模擬問題集を試験通りにやってみたと記憶しています。わからないことの方がもちろん多いのですが、知らない語句を調べていくことで、おおまかな試験の全体像が見えてきます。

 

その後幾度となく過去問や模擬問題集をやりましたが、その解説を読みながら、次はこの法律に目を通しておこう、この項目が弱いので少し整理してみようと、自分なりにいくつか課題をつくるのです。それらの課題をひととおりやり終えたところで、また次の過去問や問題集に取り組む、その繰り返しを行いました。

 

根をつめて勉強するということから久しく遠ざかっていたために、本当に力がついているのか、不安になることもありましたが、その繰り返しの中で少しずつではありますが点数が伸びていくことを目安としました。

 

試験に向けての思いは人それぞれだと思います。漠然としていた私は、スクーリングでの先生や仲間との出会いによって、そのモチベーションを高めてもらいました。大いに刺激を受けたスクーリング、週末になるとやってくる仲間からの励ましメール、機会あるごとに設けた語らいの場は、一生の宝物です。それは今でも、どんなソーシャルワーカーになりたいかというビジョンを形づくってくれています。

 

試験勉強をやっていく中で感じたいろいろな思いを忘れることなく、これからソーシャルワーカーとして、歩みを進めていきたいと思っています。

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