合格体験記

40代女性

居住地    : 新潟県

年 代    : 40代

性 別    : 女性

学習開始時期 : 2018年10月

職 種    : 相談援助職

 

私が社会福祉士を目指した理由は、福祉業界の制度やルールを知らないことが多く、相談者への的確な情報提供や支援ができず自分の非力さを感じることがあるなかで、全般的な社会制度を理解し、相談スキルを向上させたいと考えたからです。

 

使用した受験参考書としては、まず過去問を購入し、やりやすい科目から始めました。秋以降、中央法規出版の最新のワークブックを読み、過去問を解きながら、単元ごとに学習を進めました。制度、理論、データ、などについて、一つ一つ頭の中で整理ができず、科目ごとに時間がかかり前に進みませんでした。一度設問を解いても、次の日には忘れていることの繰り返しでした。何とかワークブックと過去問を一巡し、自宅模試を受けましたがひどい結果でした。本格的に学習を始めたのは、12月ぐらいからでした。日常業務と家事、また子供の受験と重なり、なかなか集中して学習できず短時間集中で取り組みました。予定通りには進みませんでしたが、「少しずつ、コツコツと!」を心がけました。

12月頃は、社会福祉と制度、介護保険、弱者支援、障害者、生保、犯罪などといった苦手科目の制度を体制化できず、得点につながらず困りました。インターネットのユーチューブで苦手科目を説明するサイトを見ながら、ワークブックで流れを確認したり、付箋で書き込みをしました。過去問は、説明文を良く読み、語句や、名前や業績など大きめの付箋にまとめ、ノートに付箋を張り付けて、弱点ノートを作りました。無料アプリで過去問も出ていますので、1月以降は毎日スマホアプリを活用しました。空いた時間に何問でも少しずつ進め、何度も繰り返しました。日常は仕事と家事でまとまった時間は取れなくとも、スマホアプリは、寝る前の数分でも進められそれを繰り返すことで力になったと思います。問題は3回の見直しが目標でしたが、計画通りにはできませんでした。スマホアプリをするときに、毎回セットでゲームアプリで遊んでいました。それがよい気分転換になったと思います。

 

普段机に向かって勉強する機会がないので、本番の試験は長丁場で大変でした。集中力も続きません。私は模擬試験を自宅で受けました。試験本番の対策として、時間配分の感覚を付けることと、文章読解力を付けることは大切だと思います。複択の問題が多く出題されていましたが、複択の問題は結構得点になりやすい(常識的な設問が多い)ので、複択問題を見落とさないようにすることが大切と思います。苦手科目でも確実に得点できるよう、特に問題数の少ない科目は基礎を確実に学習しました。午前中の試験の方が制度理解の部分が多く難しく感じました。

 

私は午前中の試験が終わった時点で合格は無理ではないかと思っていましたが、午後の部の相談業務の問題は経験である程度得点できるので挽回は可能です。

当日の試験では、初めて聞くような名前や言葉もありましたが、文章(問題)の中にヒントがある場合もあるので設問はよく読みましょう。

 

制度上の年齢や、期間、サイクルなどの数字は、A4にまとめて書き出し、整理しました。問題集を解く時にも役立ちましたし、前日に見直し整理できました。

 

本番の国家試験は文章量が多く、集中力を必要とします。前日はリラックスして、しっかり睡眠をとることをお勧めします。150問はかなりきつめです。若い方は柔軟な記憶力と集中力で!年配の方は経験でクリアできる問題もあります。あきらめずに頑張ってください。

 

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