40代男性
- 氏名:(Kさん)
- 居住地:(新潟県)
- 年代:(40代)
- 性別:(男性)
- 学習開始時期:(2020年11月頃)
1.社会福祉士を目指した理由
生活困窮者への相談援助業務を経験し、人を支援する仕事にやりがいを感じました。福祉についての専門的なスキルを向上させ、今後に活かしていきたいと考え、社会福祉士を目指しました。
2.使用した参考書等
- 社会福祉士 国家試験過去問解説集2021(中央法規)
- 学習サポートシステムC-Learning
※本格的に国家試験対策を始めてからは上記の2つをメインに学習しました。特に「学習サポートシステムC-Learning」のドリルは、日常の隙間時間を活用して繰り返し解いていました。これだけで合格する力がつくのではと思います。
- 社会福祉士直前対策(成美堂)
※専門科目対策を始めるに際して活用。相談援助の事例問題の解き方が参考になりました。
- 過去問一問一答+α2016年版(中央法規)
- 社会福祉士試験 平成29年度版(ニンテンドー3dsソフト)
※過去問題集2021では過去3年分までしか解説が載っていないため、解説の確認等に活用しました。
3.合格までの道のり
~受験申し込みまで~
私は受講当初、短期通信学科を卒業することを最優先と考えており、レポート課題作成に力を入れて(というより苦慮して)いました。
このころから中古で購入した過去問一問一答+α(2016年版)を気が向いたときに開いたりはしていました。しかし興味のある問題をかいつまんで解いている状況であり、とても試験対策とは言えないものでした。結果として1冊を最後までやり遂げてはいません。
当時は国家試験に臨む意識はまだ希薄であり、コロナ禍の中でもあるため、直近の国家試験受験を見送ることも考えていました。
~受験申し込み後~
10月末に最新版の参考書等を購入し、そこから本格的に国家試験対策を開始しました。
平日は帰宅が遅くなることもあり毎日継続はできませんでしたが、隙間時間のC-Learningも含めて1時間は最低でも学習するように心がけていました。また、自宅では学習に集中できないため、休日は図書館へ通って4時間程度学習していました。
過去問は、特定の科目に偏らず、バランスよく学習を進めました。解けても解けなくても問題と解説は丁寧に読むようにし、キーワードはノートにまとめていました。わからない用語や人名などについては、図書館にある書籍で調べたり、ネットで検索するなどして理解するよう努めていました。
~試験1か月前~
過去問をひととおり解き終わり、この勉強方法で本当に合格できるのか疑問を感じだした頃。
学習の幅を広げようと「社会福祉士国家試験 模擬問題集2021(中央法規)」を購入しましたが、この時期に新しい問題に手を付けだすと頭の整理が間に合わず、自信喪失につながると思いました。
そこで模擬問題集はやらず(見ないようにし)、今までやった過去問を繰り返し解いて知識を定着させることを優先させました。今振り返ればこの判断が幸いしたと思います。
試験直前には、それぞれの科目で何点取れれば合格点に達するかをイメージしながら、配点の高い科目や苦手な科目に絞って学習しました。
4.これから受験する人へ
コロナ禍の中、社会福祉士を目指したこの1年。
一緒に受験する友人、受験を経験した人が周囲におらず、受験に関する情報が少ない中、ひとりでレポート課題や国家試験対策に取り組み大変苦労しました。机に向かうものの学習がはかどらず投げ出したくなったり、自分は本当に社会福祉士に向いているのかなどと自問自答したりということも多くありました。
そうした中でも、最後までぶれることなく学習に取り組めたことで、合格できたのだと思っています。
仕事との両立は非常に大変ですが、諦めることなく頑張ってください。
皆様の合格をお祈りいたします。