40代男性
勉強を開始したのは平成26年1月からですので、丁度1年になります。1日の勉強時間は、学習開始直後から2か月位は毎日1時間から2時間位でした。最初は1回読んで蛍光ペンで印をつけて、過去問を解けば大丈夫だろうと軽く考えていました。
ところが実際に解いてみたところ全く解答出来ず、3月頃から真剣に勉強しました。まずは過去問5年分とその解説が掲載されている書籍を書店で見つけ(久美出版の過去問集)、1問1問解いて解説を読んでも理解できない所はテキスト(ユーキャン)、国試対策ナビ(中央法規出版)を見ながら理解し、ノートに書き写す、または図や表を書いて理解する事にしました。
学生時代にも書いて覚える方法で成功した事を思い出したので早速実行してみただけです。結果は成功でしたが、余りにも分からない所が多すぎて、あっという間にノートの山が出来ました。また段々と面倒になるし指や肩は痛いしと苦痛を感じるようになりました。
そこで試したのがパソコンです。文書作成等(ワード・エクセル等)でメモ代わりに入力したり、ホワイトボードの代わりに表や図を描いて理解したりと大活躍でした。パソコン操作やキー入力の得意な方にはお勧めです。但しデータ量(ページ数)が膨大になります。
この様な勉強を11月末まで続け、12月から模擬試験(2回分が掲載されているものを書店で購入、成美堂出版)を1か月間繰り返し解答し、1月からはひたすら過去問と模擬試験問題の正解集(ユリシス出版部の文庫本と自分のノート)を何度も読み返す、このような勉強方法でした。
スクーリング時にも、過去問を何度も解いて模擬試験に挑戦するという話をよく聞いていたので、最後の仕上げはこの手しか無いと思い集中して勉強しました。最初に述べましたが、勉強開始当初は1日1時間から2時間程度の勉強でした。
しかし過去問を一つ一つ解説を読みながら理解し、解らない所はメモをとるという勉強方法を途中(3月頃)から行ってみた所、平日は4時間から5時間、休日は8時間から12時間勉強していました。その割には正解率7割台とあまり良い点数ではなかったようですが、自分の能力を考えると仕方がありません。
参考書や問題集の選び方ですが、こればかりは個人の好みだと思いました。スクーリングで薦められたテキスト(必携社会福祉士)も購入してみましたが、文字ばかりが多いし肝心な所(もっと詳しく知りたい所)の解説が簡単で参考になりませんでした。
一番活躍した過去問(久美出版)は解説が詳しくてとてもよかったですが、誤字脱字が多すぎるので注意して使って下さい。途中から使用した中央法規出版の国試対策ナビは試験科目毎でなく、制度・法律毎に分類されて図式化されているので、制度・法律を覚えるには最適です。
過去問の正解をまとめた文庫本(ユリシス出版部)は自分の作成したノート(データ集)と合わせてラストスパートで何度も読み返しました。繰り返しますが書籍は自分の目で確かめて購入する事をお勧めします。
実際の試験について、当たり前の事ですが過去問や模試問と同じ問題なんてありません。何となく似た問題があった、また例えば選択肢1と2の文章を途中から入れ替えた様な、どこかで見たことがある問題があったと気づく事が出来るレベルになるまで、何度も繰り返し解答にチャレンジする事が大切なのかと感じます。もちろん勉強して知識を得る事も大切ですが、問題の傾向を掴むという意味では過去問や模試問は重要です。
長時間勉強しろとは言いませんが、諦めず毎日勉強する習慣をつけてください。御健闘をお祈り致します。