合格体験記

40代男性

私が受験勉強を始めたのは試験前年の平成27年5月ころからでした。短期課程では国家試験までの時間が短く、合格率が悪いというデータを見たため早く始めることにしました。通信講座を始める時から目標は養成課程の修了ではなく国家試験合格だということを意識していましたので、正直な話、講座のレポートは不合格にならなければよいと割り切っておりました。実際にマークシートのレポートの点数は、半分くらいは平均点以下でした。

 

たまたま同じ職場の方が2年前に受験して合格していたので、その方から勉強の仕方などを聞くことができ、参考書や過去問の解説は中央法規に統一した方がよいというアドバイスをもらったので、その通りにすることにしました。6月になると2016年版のワークブックがでたので購入するとともに、最初のスクーリングで、先生から受験勉強はワークブックを中心としたほうがよいという話があったので、まず一通り学習することにしました。そのあたりで、学校の受験対策講座の案内がきたので申し込んだのですが、9月の講座までに過去3年分の本試験の問題を3回学習するようにとのことだったので、夏の間は時間が短くてもできるだけ毎日勉強することとし、8月末くらいまでには3年分の3回の学習を終了し、点数もそこそこ取れるようになってきました。

 

9月の上旬に2回目のスクーリングがありましたが、そこで他の受講生とLINEのグループを作り、情報交換が随時行えるようにしました。そこでの情報は最後まで結構役に立ったと思います。9月下旬に学校の受験対策講座を受講したのですが、勉強の仕方を改めて教えてもらい、ワークブックをサブノートにするというやり方は非常に良いと思ったので実践することとしました。同時に受けた小テストは自信があったわりには不正解が多かったので、改めて勉強を頑張る動機づけになりました。

 

10月の上旬にたまたま見つけた社会福祉士会主催の模試を地元で会場受験しました。また、受験対策講座で配られたアンケートで受験者数が一番多かった社会福祉士養成校協会主催の模試は受けた方がよいと思ったので、11月に自宅で受験しました。模試の結果は、点数はそれほどでもなかったのですが、偏差値がかなりよかったので、これはもう大丈夫という気分になってしまい、12月くらいからはあまり勉強しなかったように思います。12月の最後のスクーリングで同じグループの受講生と勉強の仕方や受験対策の情報交換を行いましたが、もうその時期になると当日の体調管理が一番重要だとの話になり、お互いの健闘を誓い合いました。

 

それにもかかわらず、試験の前の週に風邪をひいてしまい体調も万全ではなかったのですが、何とか受験することができました。体調の管理は本当に重要だと思います。試験の手ごたえはかなりあったので自己採点をすると8割近く取れていたのですが、不適切問題を除いて1問しか正解していない分野があったので少しヒヤヒヤしながら合格発表を待ちました。最終的には120点を取って合格することができました。

 

私の場合、行政機関に勤務しているため、普通の人に比べると苦手科目とされる行政計画や社会保障、低所得者の分野はかなりアドバンテージがあったと思います。受験対策講座ではあまり受験勉強を早く始めてもよくないとの話もあったのですが、やはり早い時期から計画的に勉強するに越したことはないと思います。参考書などはあまり多くても覚えきれないので、ワークブック、過去問、模試の問題を何度か繰り返しました。一問一答のような参考書もありますが、5肢選択の問題を解いたほうが解答術を身にけることができるので重要ではないかと思います。また、1日の勉強時間は少しでもよいので毎日継続して勉強することが重要ではないかと思います。みなさんのご健闘をお祈りします。

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