合格体験記

40代男性

  • 氏名(Mさん)
  • 居住地(青森県)
  • 年代 (40代)
  • 性別 (男性)
  • 学習開始時期(2019年9月)
  • 職業(相談援助職)

 

1.社会福祉士を目指した理由

特別養護老人ホームの生活相談員として従事する中、施設長の働きかけもあり、地域の方との交流機会が増えました。地域の課題を目の当たりにする中、もっと地域福祉の理解、支援制度の知識を得て、社会福祉士として地域貢献したいと思いました。しかし自分が受験資格を得て国家試験に立ち向かって行けるか、最終募集まで悩みました。

 

2.使用した参考書等

  • 2020年版 みんなが欲しかった! 社会福祉士の教科書 共通科目編(TAC出版)
  • 2020年版 みんなが欲しかった! 社会福祉士の教科書 専門科目編(TAC出版)
  • 2020年版 みんなが欲しかった! 社会福祉士の過去問題集(TAC出版)

 

3.合格までの道のり

5月に学習教材が届き、レポート課題を見ると、最後までやりきれるか不安になりました。でもやると決めたのは自分、やるしかないと腹をくくりました。まずは必要な教材を集めて、読み込み、下書き、PC入力、内容チェック、修正をどう進めるか自分の勤務表と照らし合わせながら学習計画(行動計画)を細かくカレンダーに書き込みました。毎日カレンダーを確認するようにして、できる限り計画通り進めるようにしました。それでも思うように進まず諦めたくなる時もありましたが、「できないと思ったら負け」と何度も自分に言い聞かせました。面接授業(スクーリング)の先生も話していましたが、意識して新聞を見ると、レポートに活かせる記事が意外とあることに気づきました。

 

レポート課題の提出をすべて終えると、達成感を感じ、しばらく休みたくなりますが、最終目標は受験資格取得ではないと気合を入れ直しました。

 

教材選びでは、書店にあるほぼ全ての参考書、過去問集を確認しました。私は見やすく、解説も分かりやすいと感じた、TAC出版の“みんなが欲しかった”シリーズの教科書と過去問題集を購入しました。恥ずかしい話、どんな科目があってどんな内容なのかも全く分からなかったので9月は指定テキストを一通り読み、頻出の内容も確認しました。

 

10月は過去問題集を一通りやりましたが、正答率は厳しいものでした。合格体験記でも、色々な教材に手を出さず、一つをひたすらやり抜くことが良いという意見もありましたが、他の合格体験記でも多かった、「数年分の過去問をやる」ということを参考にして、7年分の過去問を集め、問題をこなすというより解説をしっかり理解するよう取り組みました。7年分を約3ヶ月かけて2周しました。そこでも19科目すべての勉強スケジュールを勤務状況と照らし合わせながら細かくカレンダーに書き込みました。遅れが出た時は都度修正しました(カレンダーは書き込みでびっしり)。

 

仕事を抱え時間を作るのも大変ですが、私たちは仕事で鍛えた大人ならではの「集中力スイッチ」を持っています。勉強する時はその「大人スイッチ」をONです。

 

模擬試験は受けていません。ただ、試験の疑似体験は絶対必要と考え、前年度の問題は最後まで見ないようにして、試験10日前に時間を測りながら150問をやってみました。合格ラインを超えていた自信と時間配分の疑似体験が本番も焦らずできることに繋がりました。本番もほぼ疑似体験と同じくらいの残り時間で複数選択なのかなどチェックする時間に充てられました。疑似体験は必須です。同じ問題はまず無いですが過去問の解説を理解することが本番でも生きることを実体験しました。

 

また、勉強していて何度やっても理解できないものもあります。そこは切り替えて他で取り返すという意識も大切です。勉強方法がこれで良いのか不安になることが何回もありました。そうした時は「合格を勝ち取るためには小さい事を積み重ねるしかない」と毎日少しずつ勉強しました。

 

試験当日はほとんどの人が色々な教材を見ていて焦りますが、「自分にできることはすべてやった」と気持ちを落ち着けることが大切です。

 

4.これから受験する人へ

私には面接授業(スクーリング)で知り合った仲間が大きな存在でした。グループLINEで励まされ、頑張ろうと思うことが何度もありました。そうしたつながりも大切です。自分の努力でつかみ取った達成感は次に生きると思います。

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