若井光弘さん
1.社会福祉士を目指した理由
自己研鑽が8割で、残りの2割は自身の仕事に役立つかと考え、受験しました。
現在、グループホームで仕事をしています。当グループホームは入居者9名の1ユニットに日中は共用型デイサービスで最大3名様を受け入れている、とても小さな施設です。
そのため、契約、新規ご利用者の受け入れ、営業などの相談業務や在宅のサービス担当者会議、地域ケア会議などへ出席させていただいており、相談員的な仕事も業務の一部となります。社会福祉士の成年後見人の方や地域包括の社会福祉士と関わることがあり、同じレベルで仕事がしたいというのも動機のひとつでした。
2.合格までの道のりと使用した参考書等
とにかく、学習時間を作るのが難しかったので、沢山の参考書に目を通すのではなく、限られた参考書の内容を確実に自分のモノにする戦法を取りました。
受験勉強は、一応11月から始めました。1日1~2時間取れれば良いほうで、それも毎日なんてとても無理なので、全く勉強できない日も結構あり、いつも焦っていました。
中央法規出版の受験対策講座は東京の会場に1回だけ参加しました。ユーキャンのワークブックは全部埋めて、色々書き込んで、参考書代わりにしました。中央法規の過去問は3年分を1回だけやりました(全部終わったのは、受験日の前日のホテルでした)。あと、模試の問題を1回だけやり直しました。1問一答ハンドブックはトイレに置いて読んでいました。仕事と家事の手伝いと寝るだけで日々が過ぎてしまうので、この学習内容だけでも、こなすので精一杯でした。
3.これから受験される人へ
私は現在49歳ですが、39歳の時のケアマネの試験と比べて、本当に記憶力の低下を実感しました。試験は初回の合格率が最も高いことは周知されていることなので、これから受験される方については最後まであきらめずチャレンジしてほしいと思います。