合格体験記

木間 譲さん

  • 氏 名:(木間 譲さん)
  • 居住地:(新潟県)
  • 年 代:(30代)
  • 性 別:(男性)
  • 学習開始時期:(2021年12月頃)

 

社会福祉士を目指した理由

私は高校を卒業し、すぐに療養型介護施設での勤務をはじめました。介護福祉士、介護支援専門員として高齢者と関わり、ご利用者やご家族の喜ぶ顔を多く見る裏で表情を曇らせ寂しそうな人がいることに気付いたことが社会福祉士を目指すきっかけとなりました。

ソーシャルワークのもっとも大事な役割とは、「つなぐ役割」であり、人と社会を、人と社会資源を、人と人とを、そして心と心をつないでいくことだと思います。楽しそうに過ごしている、充実して過ごしている人の中で無表情にそこに居るだけの人や、つまらなそうにしている人は、心の中で哀しんだり、怒ったりしているかもしれない。

その時には見守るだけではなく、そっと声を掛けて、手を差し伸べる仕事がしたいと思いました。

使用した参考書

参考書の購入はしていません。
授業で必要な中央法規の参考書のみ購入し、他はすべてインターネットを使用しました。 

合格までの道のり

YouTubeのカリスマ社会福祉士チャンネルで講義動画を見て 過去問ドットコムでひたすら過去問を行いました。法律改正や福祉情勢等わからないことは友人や知人、会社の上司、または市役所などで確認をしました。

本格的に勉強を始めたのは、12月からになりますが、勉強をせざるを得ない状況にするために職場で「合格するのでお祝いの準備をお願いします」「合格は間違いない。それくらい勉強している」と皆に伝え意識を高めました。また同じ時期に一緒に試験を受ける同僚と常に試験問題を出し合う等でモチベーションを保ちました。勉強は短期間で集中する方が自分には合っていると思ったので、どれだけモチベーションを上げていけるかを重視しました。

試験1か月前は空き時間は運転中でもYouTubeの聞き流しでした。

これから受験する方へ

私の体験として、息子が毎日寝る前に「今日も一緒に寝れないの?勉強頑張ってね」と寂しそうに部屋に向かう背中は今でも忘れられません。受験勉強をするにあたり、家族からのサポートはとても大事だと思いました。

自分のやりたいことの為に時間を勉強に使うことで家族と過ごす時間、子供と向き合う時間、今しかない時間を自分の為だけに使うことで犠牲にすることが多々あると思いますが、息子のその言葉と妻からの家事や育児のサポートがなければここまで頑張ることはできなかったと思います。

目的は「試験に合格すること」、手段は「人それぞれ」。私は、家族や職場の方たちに背中を押してもらうことで気持ち的にも切れることなく過ごせたことが手段だったのかと思います。どのようにして机に向かうのか、どうしたら机に向きあえるのかを家族や友人と客観的に話してみるのも1つの方法かと思いました。

仕事との両立は大変とは思いますが、皆様の合格をお祈りしております。

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