合格体験記

諸石貴生さん

昨年の日記を読み返してみると7月末のスクーリングの頃は、最後のレポートを仕上げるのに追われていて受験勉強をどう進めていけばいいのか迷っていました。

スクーリングで講師の先生から、過去問題集とワークブックを購入し、
①各問題の不正解の選択肢の文章を正しく直す。
②全て正しくなった選択肢の内容がワークブックのどこに書かれているかを探しワークブックに転記する。

 

①、②を繰り返すことでどの様な内容が試験で問われやすいか把握でき、また過去問の内容が全てワークブック一冊に集約され効率よく学べることを教わり、8月上旬より受験勉強を開始しました。

 

過去問題集は解説内容が充実していた点で、ワークブックは文章が読みやすく簡潔にまとまっていて、脇に過去の出題履歴が記載され、余白スペースが広めだった点で両方とも中央法規のものを選びました。

 

受験勉強を開始したとはいえ、いろいろな誘惑に負けてしまうことも多く、平日は1~2時間、休日は4~5時間がやっとでした。

 

過去問の内容がワークブックのどこに書いてあるのかを探すのに手間取り、前年分の過去問をワークブックに転記する作業に1ヶ月かかり、このままこの勉強方法でいいのだろうかと焦る気持ちを感じていました。

 

そんな気持ちが楽になり、この勉強方法でいいのだと安心し、続けていこうと強い決心に変わったのは、9月中旬に行われたキックオフでの確認小テストを受けた時でした。

 

過去直近3年間の共通科目が出題範囲で、前年分は終わっていたので、残り2年分の共通科目を同様にワークブックへ転記していきました。全部はできませんでしたが、ただどれが正解かを覚えるだけではなく、間違っている選択肢を正しく直し、ワークブックへ転記する作業が入ることで、小テストで出題された問題が、この選択肢はどこがどう間違っているから「×」と自信をもって答えられていました。

その後はワークブックに修正した文章を転記する作業を続ける一方、模擬問題集(中央法規)も少しずつ始めました。

12月中旬の公開模擬試験(主催:中央法規)は、自宅では実感できない緊張感や雰囲気を体験するために会場受験を選び、目標として、
①時間内にとにかくマークシートをうめること
②0点の科目がないこと
③5割以上の得点をとること
を掲げ試験に臨み、一応目標クリアできたことや苦手な科目もわかり、模擬試験を受けて良かったです。

 

本試験までは、苦手な科目を中心に転記されたワークブックを何回も読み返し、苦手な科目を減らしていきました。ワークブックの他には本校作成の国試受験対策『テーマ別資料集』で知識を広め合格することができました。

 

受験勉強を通して感じたことは、自分に合った勉強方法を早くみつけ、1日1時間でもいいから毎日続けること。不安だからといっていろんな参考書に手を出さず、1冊に絞り、繰り返し読んで苦手科目を減らすことが大切だと思いました。

 

本試験では会場も広く暖房があまり効かず足元から寒さがじわじわときますので防寒対策と体調を整えて頑張ってください。

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