合格体験記

会田百合子さん

私の受験勉強開始は6月からです。当初は5月までに通信のレポートを仕上げて連休明けからは受験勉強を、と考えていたのですが4月に職場が変わったこともあり、思うようにレポート作成も進みませんでした。焦ってしまう毎日の中、何とか1か月遅れで受験勉強に入ることができました。

 

ケアマネとしての仕事も忙しく、休日は溜まった家事や家の用事もあって、思うように時間が取れない毎日。それでも1日1時間は勉強を、と自分に課して取り組み始めました平日は1時間、休日は2~3時間の勉強時間しか確保できず焦る毎日でした。休みの日にまとめて勉強というよりは、1時間でも毎日勉強したことが結果的にはよかったのではないかと思っています。

 

教材はあれもこれもと手を出さずに、学校の教科書以外は特に参考書は利用しませんでした。中央法規の過去3年の問題集と、予想問題集だけをやりました。問題を解いて、解説を読んでできなかった問題の要点はノートに記載する方法で、過去問題を3回、予想問題を2回解きました。最初は1問に30分ほどもかかってしまうことが多かったのですが、少しずつ解ってくると、時間も短縮でき、それに伴って内容も解ってくるようになったと思います。

 

問題集を解く上で注意したことは解らなくても答えを自分で選ぶことです。解らないからと答えを出す前に解答や解説を見てしまうのではなく、必ず自分で答えを選んでから解答解説を見るようにしました。又、予想問題は実際の試験時間と同じ時間配分ができるように、時間に注意しました。

 

もう1つ、活用したのは、スマホのアプリです。無料で配信される問題と、有料のアプリの両方を仕事の空き時間や、寝る前の5分間に解くようにしました。でも、アプリでの勉強はあくまでもサブ的なもので、隙間時間の活用です。実際の試験は紙に書かれた文章を解かなければならないので、受験勉強の王道は、やはり繰り返し紙に印刷された問題集を解くことだと思っています。

 

模擬試験は受けていませんが、直前12月の中央法規の受験対策講座(2日間)を受講しました。最後の1ヶ月に向けて、自分の弱点の確認や出題の傾向などが解り、非常に有意義でした。

 

仕事を持って勉強することはとても大変なことです。大切なことは、この資格を取って私はこんな仕事がしたい、というビジョンを持つことだと思います。合格証を手にして喜ぶ自分をイメージすること、社会福祉士となって仕事をしている自分をイメージすることなど、常に前向きなイメージトレーニングも受験勉強のテンションを保ち続けるためには有効だと考えます。

 

そして、健康を保つことです。体調が悪ければ気力も沸いてきません。自分の体のコンディションを保つことも大切な受験勉強の要素です。頑張りすぎて睡眠時間を削って仕事に支障が出ても困ります。イライラして家族にあたっても問題です。自分の身心の健康状態に気を付けることも長い受験勉強期間を乗り切るためには必要なことでしょう。

 

合格への『抜け道』はないと思います。自分なりの勉強のスタイルを早く確立して頑張り抜くこと、諦めないことが、合格への道だと信じて、毎日を頑張って下さい。

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