合格体験記

30代女性

私は社会福祉士一般通信学科を平成25年12月に卒業し、第26回社会福祉士国家試験に合格しました。

 

学校から出されたレポート課題は1年目の平成25年3月までに4学期分すべて終わらせ、平成25年4月から受験勉強を開始しました。試験科目も多く、どこから手をつけたら良いのかわからなかったため、受験対策講座に通い試験までの勉強計画の立て方、勉強方法を学ぶところから始めました。

 

実際に行った勉強方法は、メディックメディアのクエスチョン・バンク(問題集)を解き、わからなかったところをレビューブック(参考書)で確認し、チェックすることから始めました。チェックも「受験対策講座で重要と言われたところ」「問題集で間違えたところ」「どうしても覚えられないところ」とペンの色を変え、一目でわかるようにしました。

 

また、ペンは消せるものを使用し、覚えたらチェックを消せるようにし、レビューブックの内容だけでは不十分なところはコピーした資料や付箋紙に書いたメモを貼り付け参考書だけあれば一通り勉強できるように工夫しました。

 

勉強時間は朝早めに起きて30分、仕事のお昼休みに30分、夜1時間の一日2時間作るようにし、この作業を7月までの4か月間で行いました。

 

その後、9月に学校で開催された受験対策講座に参加し、勉強計画の見直しを行いました。講師の先生のアドバイスを受け、11月までに苦手分野のまとめノートを作ることにしました。この講座でいただいた資料がとてもよくまとまっていたので、必要なページをコピーし、段落ごとに切ってノートに貼り、余白に足りないことや自分で調べたことを書き足すようにしました。この方法で、苦手だった社会保険、生活保護について理解できるようになりました。

 

その他、成年後見制度、障害者総合支援法、行政計画等、わかりにくいところは自分でノートにまとめました。

 

同時に中央法規と東京アカデミーの模擬試験を受験し、自分の苦手科目の確認も行いました。

 

また、中央法規の過去問題集、模擬問題集とユーキャンの模擬問題集を購入し、12月から取り組みました。一度目は間違えたところ、わからないところを確認し、4月と同じようにレビューブックに書き込みながら解きました。一つの教科ばかり勉強していると、他のことを忘れてしまうため、毎日すべての教科に目を通せるよう、過去問1年分もしくは模擬問題1回分を1日の目標にし、繰り返し問題を解きました。

 

年が明けた1月からはそれに加え、人名、年号、統計等の暗記とまとめノートの見直しも行い、どうしても覚えられないものは諦め、他のものに時間を使うようにしました。

 

受験までは長丁場で、体調を崩したり、モチベーションを維持できなかったりと、投げたしたくなることも度々ありました。そんな時、何より力になってくれたのは、スクーリングで一緒だった仲間達でした。メールで勉強の進み具合や勉強グッズの報告をしたり、問題を出し合ったり、そして、誰かが弱音を吐くとみんなで励まし、そのおかげで試験まで頑張ることができました。

 

社会福祉士の試験範囲は広く、内容も難しく、合格までの道のりは決して楽ではありません。ましてや仕事や家事、育児との両立となると本当に大変だと思います。しかし、早い時期から計画的に勉強を始め、基本的なことをしっかりと押さえておけば、1回での合格も不可能ではないと思います。

 

社会福祉士として活躍する自分の姿をイメージし、仲間と励まし合って、辛い受験勉強を乗り切ってください。一人でも多くの方が合格できるよう、応援しています。

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