合格体験記

大橋誠之さん

私は、地元の行政から委託を受けて障害者の相談窓口で相談支援業務を行っています。所属する法人の居宅介護支援事業所(介護保険)から障害福祉分野への異動となった2年前から社会福祉士の資格を取ることの必要性を感じていました。しかしながら、年齢も50歳を超え、「国家試験を受けることは難しいかな・・」と半ばあきらめかけていたところではありましたが、ここ一番奮起して、最後のチャンスと思い、通信教育の専門学校へ行くことにしました。スクーリングに参加する方々はみな若い人ばかり・・。果たしてやっていけるか、国家試験までとどりつけるかと大きな不安に襲われましたが、とにかく業務に明け暮れる隙間の時間を使ってひたすら参考書を眺めていました。眺めていましたと書きましたが、まさしく「眺めていた」ということです。範囲があまりにも広く、すべてを把握して記憶するには時間が足りないと判断をしたためです。よって「眺める」ことができるわかりやすくまとめている参考書(らくらく暗記マスター 中央法規)を使っていました。これが勉強と言えば勉強で、スクーリングに通いだした頃から始めています。業務と並行でしたので、現場でこの参考書に載っている知識を使う場面が多数あったので、かなり役立ちました。とはいえ、業務と並行です。疲れ果てて毎日勉強することは難しく、他のみなさんほどの勉強時間は確保できなかったと思います(平均して1時間程度でしょうか)。もう一つ通信教育で必要なことはレポート作成がありますが、これが勉強に繋がっているところはあったと思います。レポート作成は一つのテーマを掘り下げて、参考書などを読解して作成するのですが、これが知識の幅を広げてくれたと思っています。試験の申込がすみ、受験票が送られてくる頃はすでに臨戦モードになっていくところですが、この時期は過去問題(中央法規)ばかりに取り組んでいました。過去問題集には解答の解説が載っているのですが、これがとても自分にとっては良かったと思います。間違った答えの解説を読んで勉強をしていました。

 

自分の性格上、長時間の勉強は取り組めないし、集中力も、もって30分くらいでしたので、30分×2というところでしょうか。計画を立てることは大事ですが、細かく計画してしまうと、それ自体がストレスになるので、楽にできるだけのことをするということに徹していました。友人知人に今回の国家試験受験者が3名いましたが、あえて受験の話はしないで、付き合っていたところがあります。どうしても人のペースを気にしがちになり、無理がでてしまうと思ったからです。

 

今回、私は運よく合格できました。勉強をした!という自負は全くありません。ただ少なくても参考書を眺めて、覚えようと努力し、過去問題をとりあえず頑張りという、かなり真剣さにかける態度ではありますが、挑戦しました。時間をかければよいというものではなく、その中身の問題ではないでしょうか。

 

試験当日、参考書は全く見ませんでした。自分を信じるだけでした。レポート頑張ったし、参考書も時々見ていたし、問題集もやったし・・。

 

自分の性格をよく知り、自分のスタイルで勉強をしてください。きっと合格できると思います!ご健闘をお祈りします!

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