合格体験記

平田 和子さん

・氏 名:(平田 和子さん)
・居住地:(新潟県)
・年 代:(50代)
・性 別:(女性)
・学習開始時期:(2023年5月頃)
・実習の履修:(有り)

社会福祉士を目指した理由

社会福祉士を目指そうと思ったのは2年余り前。以前は20年余り国際交流関係の仕事に従事していました。家庭の事情で退職したあと、児童虐待、貧困、発達障害など、生きづらさを抱える子どもや大人、その家庭など、社会に多くある問題の解決のために何かできないかと考えていたとき、たまたま社会福祉士という資格があることを知りました。これだ!と思い、社会福祉士通信学科で学ぶことを決めました。
将来の具体的就業イメージはなく、果たして資格を取ることができてもそれを活かすことができるのかと、何の見通しもないままスタートを切りました。

使用した参考書等

・クエスチョン・バンク社会福祉士国家試験問題解説(メディックメディア)
・社会福祉士国家試験のためのレビューブック(メディックメディア)
・社会福祉士よく出る人物88(ユーキャン)
・見て覚える!社会福祉士国試ナビ(中央法規出版)
・カリスマ社会福祉士の無料動画

主に使用した参考書は、「クエスチョン・バンク社会福祉士国家試験問題解説(メディックメディア)」「社会福祉士国家試験のためのレビューブック(メディックメディア)」の2冊です。社会福祉士通信学科での学習が終わりに差し掛かった3月頃に、参考書選びを始めました。もともと暗記力が弱いうえに、記憶力は衰退の一途です。手広く複数の参考書を使うことは避け、各社の参考書、過去問題集などを比較して、解説の分かりやすさ、ある程度コンパクトであることなどを条件に絞りました。
その他、「社会福祉士よく出る人物88(ユーキャン)」、「見て覚える!社会福祉士国試ナビ(中央法規出版)」も副読本的に使用しました。
また、12月に入り、苦手科目やテーマについて、「カリスマ社会福祉士」の無料動画を視聴しました。これについては、もう少し早めに活用すべきだったかと思います。

合格までの道のり

最新の参考書が販売されるまでは、古い問題集を解きながら分からない点のメモノートを作るという作業をしました。ウォーミングアップとして始めたのですが、意外にもこのメモノートは最後まで有効活用できました。

5月中旬に最新の「社会福祉士国家試験のためのレビューブック(メディックメディア)」と「クエスチョン・バンク社会福祉士国家試験問題解説(メディックメディア)」を購入してからは、
①科目ごとに「社会福祉士国家試験のためのレビューブック(メディックメディア)」で学習する
②「クエスチョン・バンク社会福祉士国家試験問題解説(メディックメディア)」で問題を解く
③不正解の問題について調べてメモノートに追記していく
の流れを全科目、年内に三巡することを目標に計画を立てました。受験勉強期間は体調を崩すことも何度かあり、計画からは遅れましたが、何とか完遂しました。また、模擬試験は受けず、国家試験の1~2か月前に過去問題を模擬試験代わりにして時間配分を練習しました。

最後の1か月は、それまで勉強してきたことを定着させる作業に費やしました。とは言え、記憶が定かでないことも多く、たびたび落ち込みそうになりましたが、とにかく愚直に繰り返し見直し学習を行いました。

日々学習に充てられた時間はまちまちです。ちまたでは300時間の学習で社会福祉士国家試験合格!なんて言葉を目にしますが、とてもとても。自分にはその3倍必要でした。

これから受験する人へ

勉強方法は人それぞれと思いますが、早めに参考書を決め学習計画を立てることが大切だと思います。そして、煮詰まらないように、定期的にスポーツや趣味の時間を確保して、リフレッシュしながら心身の良い状態を保つと良いと思います。
また、ぜひ勉強仲間を作ってください。私は、社会福祉士通信学科の面接授業(スクーリング)で出会った仲間たちとのラインなどで、お互い励ましながら乗り切ることができました。

諸事情で、すぐに就職をすることは叶いませんが、興味のある子ども家庭支援分野の地域活動を手探りしながら始めていこうと思っています。一緒に学んだ仲間たちも、いろんな分野で悩みながらもより良い社会環境を作っていってくれると信じています。皆さんも、ぜひ一緒に頑張りましょう。

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