櫻井 真紀子さん
・氏 名:(櫻井 真紀子さん)
・居住地:(富山県)
・年 代:(30代)
・性 別:(女性)
・学習開始時期:(2022年10月以降)
社会福祉士を目指した理由
私は長年児童福祉の仕事に携わり、現在は学校現場にて学習に遅れのある児童生徒の個別サポートをしています。学校と家庭とが密接に結び付いている子どもたちの生活において、個々が抱える課題と向き合うためには教育的視点からのアプローチだけでは難しいと感じ、福祉の面からのアプローチがいかに重要かを日々思い知らされています。その中で、児童福祉の現場にいた経験を活かしながら現在の仕事に携わりたいという思いが強くなり、社会福祉士を目指すことにしました。
使用した参考書等
・みんなが欲しかった!社会福祉士の教科書 共通科目編(TAC出版)
・みんなが欲しかった!社会福祉士の教科書 専門科目編(TAC出版)
・ユーキャンの社会福祉士まとめてすっきり!よくでるテーマ88(U-CAN)
・社会福祉士全国統一模擬試験解説書(社会教育カレッジ)
・学習サポートシステムC-Learning
合格までの道のり
児童福祉以外の分野にはそれまでほとんど触れることがなかったため、まずは知識が乏しいと感じる制度・歴史などを中心に勉強をスタートさせました。最初はテキストを読み進めながら、わかりにくい語句や人物について書籍・インターネットで調べるという方法をとっていましたが、元々知識のない分野なのでなかなか進まず効率が悪いということに気づきました。そこで、必要な情報がまとまっている参考書を先に読んでから、該当する部分のテキストで詳しい情報を補填する方法に切り替えました。
本格的に受験勉強を始めたのは試験まで4か月を切ってからでした。
仕事がある日は1~2時間、休日は5時間平均して勉強する目標でしたが、どうしてもやる気が起きない日はあります。全く勉強しない日があるとダラダラと続いてしまいそうだったので、そんな日でも最低1ページは参考書を進めようと決めていました。家で集中できないと思った時は、図書館やカフェなど場所を変えて取り組みました。
私が一番おすすめしたいのは、模擬試験の解説書を読み込むことです。その時点での最新の制度や改革などに関して丁寧な説明があるため、とても役に立ちました。仕事上経験してきた分野で大きく点数を落とすことはないだろうと思っていましたが、意外と模擬試験の点数がとれず焦りも生まれました。得意分野だと決めつけて最初から後回しにしなければよかったと今でも後悔しています。
受験1か月を切ってからはC-Learningの一問一答を中心に、過去問題集をひたすら解いていました。その上で覚えきれていないところは参考書を改めて見直しました。
受験前日の夜は緊張からなかなか寝付けず、当日は睡眠不足のまま会場へ向かうことになりました。頭をすっきりさせたかったので、会場に着いてからは参考書の見直しをほどほどにし、意識的に深呼吸を多くしたり飲み物を飲んだりとリラックスして過ごすようにしました。そのおかげで、試験終了まで集中を切らさず取り組めました。
これから受験する人へ
私がしてきた勉強方法は自分の性格に合ったものなので、これから受験される方にも自分なりの勉強方法を見つけてほしいと思います。1つアドバイスできることがあるとすれば、たくさんの参考書や過去問題集に取り組むよりも、数冊厳選したものを繰り返し解いた方が知識として残りやすいということです。お腹がいっぱいになって睡魔に襲われないよう、当日の昼食は軽めに済ます方が良いです。周りの雰囲気に流されず、リラックスして時間を使ってほしいと思います。
皆様の合格をお祈りしています。