近藤 光生さん
・氏名:(近藤 光生さん)
・居住地:(石川県)
・年 代:(30代)
・性 別:(男性)
・学習開始時期:(2022年1月以降)
社会福祉士を目指した理由
私が社会福祉士を目指した理由は、働いている介護現場にたくさんの課題や、問題点を感じていたからです。介護の仕事をするようになったのは、ちょうど8年前です。介護老人保健施設にて5年間働くうちに、介護の基礎をしっかりと教わり、医療的視点も教わりました。その後、特別養護老人ホームに就職し、現在で4年目に入ります。特別養護老人ホームに就職して1年目の時に、介護現場のよくあるマイナス面で、何とも言葉にしづらい特有の課題や問題を肌に感じました。老人保健施設でもたくさん体験してきたことを、同じくして違う現場でも体験するようになり、介護現場の現状を聞くだけではなく、いろいろな意味で理解しました。離職率の多さ、人手不足に繋がっていく必然的要因。こういった現状を少しでも良くしたいと感じたことが私が社会福祉士を目指したいと思ったきっかけです。
使用した参考書
・社会福祉士国家試験過去問一問一答+α 専門科目編(中央法規出版)
・社会福祉士・精神保健福祉士国家試験過去問一問一答+α 共通科目編(中央法規出版)
・社会福祉士国家試験過去問解説集(中央法規出版)
・社会福祉士試験ズバリ予想問題集(ナツメ社)
・学習サポートシステムC-Learning
合格までの道のり
使用した参考書はいろいろ考えて、調べましたが、とりあえず分からないので、問題に触れる為、試験の1年以上前に中央法規の一問一答を買いました。その一問一答を3か月~6か月かけて仕事の休憩時間などを利用し、一通り読みました。
2022年5月に、新しい2023年版の過去問題集を一冊買い、その過去問題集を何度も解き続けました。夜は子供が寝てから21時~23時の時間を利用しました。同時に、学校の学習サポートシステムC-Learningも活用し、問題を解いて、解説を読み続けました。
2022年の11月もう1冊、中央法規とは違う出版社のナツメ社のズバリ予想問題集を買いました。試験の2か月前くらいにその問題集を1か月くらいかけて何度も解いて読みました。それでも、1か月前になると不安になるので、ユーチューブなどの聞き流し学習を通勤時間や一人の移動時間などに聞き続けました。
試験当日の手ごたえは悪くなかったのですが、自己採点では、思うよりも点数がとれていなくて、合格発表まで不安でしたが、合格できました。勉強していなかったら確実に落ちていたと思い、やはり難易度の高い試験だと感じました。
これから受験する人へ
社会福祉士国家試験に合格したことで私の場合は、職場での自分の意見が強くなったように感じます。一緒に働く人たちからも、いろいろな部分で意見を求められることが多くなりました。また、自分が学んだからこそ見える視点も明らかに見えていると実感する事もあります。委員会の委員長になったり、施設内の勉強会の講師もするようになりました。少しでも職場をよくしていきたいという気持ちが仕事で表現できるようになり、自分の意見を聞いて賛同してくださる方も増えてきています。資格を取ることが目的ではないのかもしれませんが、資格があるのと、ないのとでは明らかな差があると個人的には思います。