髙木淳さん
学校入学手続きと同時にユーキャンの“よくでるテーマ88”を購入し、H25年11月頃より赤文字(重要な語句)に慣れるようにしました(体になじませるせるために人より時間がかかるので早めにスタートしました)。受験までに3回熟読し6回暗記をしました。
過去問は、同じくユーキャンにしました。ユーキャンを選んだのは以前受験した宅建の練習問題やケアマネの通信講座で慣れているのと解説がわかりやすいのが私にあっていたからです。過去問はH27年の1月頃より始めました。効率が良くありませんが15年度版(早めに始めたっかったので)と16年度版の2冊としました。
過去問は、解いてみてわからなかったところは、今まで見たこと・聞いたことまた経験したことなどとからめながら、理解しやすいようにまた暗記しやすいように赤文字でノートに記入しました。記憶が飛び去っていかないように、できるだけ頭に残るようにいろいろなことにからめる作業を繰りかえしました。
ノートは17冊になりました。それらを仕事の合間に車に寝転がって記憶に定着させていきました。それでもあまりにも範囲が広く覚えきれないので、何か根本になるルールがあるのではないかといつも考えていました。
模擬試験は中央法規の2つを在宅として、市の図書館の学習室で受けました。両方とも時間がたらず10問位ずつしかできませんでした。結局74点と72点で、まだまだ力がありませんでした。これは本試験への準備として良い経験になりました。そして本試験ではこれらと似たような問題になると信じて、この問題の解説の理解と暗記、暗記確認の完璧を目標に10回位行いました。
当校のキックオフ講座は67.5点でした。内藤先生の講義は“これはこういうふうに考えるんだよ”との解説が大変わかりやすいものでした。家にかえってから4回復習をしました。仕事が忙しい時期で迷いましたが受講して大変良かったと思います。この講座から少しずつ力がついてきているなと感じるようになりました。
講師の先生から指導されたワークブックへの線引きと記入は3年分を行いました。しかし、そのあとの理解と暗記のノート作りは時間がかかり、現在の仕事・家庭生活ではできないと判断し、この方法は断念しました。
よって、わたしの受験のための勉強資料は、
①よくでるテーマ88
②過去問(以上ユーキャン)
③模試
④キックオフ講座
の4点がすべてです。結果は89点のすべりこみのセーフでした。
私は実習があり、また仕事やいろいろな役職を持っていますので思うように勉強時間がとれませんでした。平日は朝1時間、夜は2時間位、日曜日は4時間位を目標としました。若い時と違い体力に自信がないのと大切な仕事あるので夜11時半には必ず寝るように心がけました。
試験終了後、本試験問題をワークブックへ線引きと補足を入れる作業をしました。理解していたことなのに間違えてしまったミスが15問位ありました、試験中は急いでいてわかりませんでした。反対によくこんな問題ができたなというのが5問位ありました。しかし、ミスも含んだ合格点の力をつけることが必要ということになるのでしょう。
模試では試験時間がとても足りませんでしたが、本番では午前が12分、午後が8分の余裕ができました。また、宅建やケアマネの下地が味方をしてくれたと思います。そして、提出レポートの講師の先生方の所見・励ましの言葉には何よりも力づけられました。
来年の合格を目標としていましたが、やるからにはベストをつくしてみようとの今回の試験でした。運よく合格はできましたが、社会福祉士としての力がないのが実感です。4月に静岡県の社会福祉士会に入会をしました。今後はこちらの講習・勉強会で力を付けていきたいと思います。