Iさん
私は50歳半ばになって記憶力も衰退する中で、本当に合格できるのかな・・? でも受験するのなら必ず、合格したいと言う強い気持ちを持ち、日々の勉強に挑みました。仕事と勉強の両立はなかなか大変でしたが、結果的に運良く合格することができました。
勉強を始めたのは9月からです。過去4年間の問題集を3回繰り返し、受験日を迎えることを目標としてスタートしました。
過去問の問題集も沢山あり、迷いましたが、“クエスチョン・バンク 社会福祉士国家試験問題解説”を使うことにしました。1ページに1問、その下に分かりやすく解説が記されており、図示も多く分かりやすく、私にとっては勉強がしやすかったです。
10月末に過去問題集を、一回転勉強し終えるようにペース配分しながら毎日、出勤前1時間と決めて勉強しました。とにかく必ず、毎日過去問も解く。時間の空いたときにも一問解くことにしていました。
週末は、自宅では色々な誘惑もありがちで、集中出来ないために、マックに行き、3時間程度勉強しました。私の場合は朝が比較的集中できるため、朝早く行き、3時間と決めて勉強しました。勉強方法は直接問題集へ書き込むのではなく、自作の解答用紙を作り、科目毎に1枚使い、正誤および理解度を自分なりにチェックできるような書式にし、そこに書き込みました。理解度が低い問題は中央法規出版の受験ワークブックを使い理解を深めるようにしました。10月末までには何とか1回転が終えることができました。問題には聞き慣れない言葉、人名などがありましたが、1回転終えると自分の弱点がよく分かったような気がしました。特に、人名や暗記しなくてはいけない問題は私にとって難しかったです。しかし、そこにつまずいてしまうと、次に進めないような気がして、覚えられない人名などはとりあえず気にせず、とばして広く浅く勉強するようにしました。
こうして2回転目を11月から始めました。2回転目は1回点目と違い、聞き慣れない言葉が明らかに少なくなって、問題が頭に入りやすくなってきました。3回転目は12月末にやり終えました。
年が明けて試験日までの1ヶ月は、3回転した過去問の出来なかった問題や不得意な暗記物を中心に勉強をしました。
模擬試験は2回受けました。一回目は11月中旬に過去問をアレンジした模擬試験でした。過去問の勉強は2回転目中程までやり終えていました。初めての模試でしたが比較的出来ました。模試の結果は次に勉強をしていく励みにもなったような気がします。2回目の模試は中央法規の全国統一模試でした。会場受験を選択したので、受験本番と同じ緊張感で臨めたと思います。今思えば、受験本番で雰囲気に飲まれず落ち着いて出来たのはこの模試のおかげだったと思います。