合格体験記

20代女性

  • 氏名(Iさん)
  • 居住地(長野県)
  • 年代(20代)
  • 性別(女性)
  • 学習開始時期(2019年9月)
  • 職業(相談援助職)

 

1.社会福祉士を目指した理由

私は、精神科病院で精神保健福祉士(以下、PSW)を2年ほど経験後、地域のソーシャルワーカーもやってみたいと思い、救護施設への転職を決めました。しかし、そもそも救護施設に関しての知識が乏しく、毎日新鮮ではありましたが、入所されている利用者さんと話をするなかでPSWの知識や経験だけでは対応することに苦労することもありました。そこで、ソーシャルワーカーとしての視野を広げるために社会福祉士の資格を取得しようと決意しました。

 

2.使用した参考書等

  • 2020 社会福祉士国家試験 受験ワークブック 専門科目編(中央法規)
  • 社会福祉士国試対策過去問題集 2020 専門科目編(テコム)
  • 2020年版 みんなが欲しかった! 社会福祉士の過去問題集(TAC)
  • 社会福祉士国家試験模擬問題集2020(中央法規)

 

3.合格までの道のり

レポートの提出が始まってからは、レポート課題に取り組むことが中心となり、受験勉強に手を付けることができませんでした。

 

受験勉強を本格的に始めたのは、2019年9月頃でした。しかし、長時間集中することはできず、テレビを見たりダラダラしながら勉強をするような状態でした。この頃は主に中央法規の「受験ワークブック」を使いながら、テコムおよびTAC出版の過去問解説集をひたすら解いていました。何回も繰り返すと解答を覚えてしまうため、解説をよく読み、「問題文のどこが間違っているか」を確認するようにしていました。

 

私の場合、気を緩めてしまうと勉強しなくなるクセがあるため、模擬試験は絶対に受験すると決めていました。受験会場が遠方だったこともあり、自宅受験を選択しました。さらに、1回だけでは不安だったため、10月と12月の2回、受験するように計画しました。

 

1回目の模擬試験では、自分が思っていたよりも得点が伸びず、結果はD判定でした。PSWの勉強の時もそうでしたが、この模擬試験の結果でスイッチが入り、誘惑の多い自宅ではなるべく勉強しないようにしました。近くに大学の図書館があったことから、そこを利用することに決めました。周りは学生さんばかりというのもあったのと、違う国家試験を受験する学生さんもいて、「負けていられない」という気持ちになれるので、よく利用していました。仕事がある日は自宅で毎日2時間程勉強をし、休日は図書館で1日中勉強していました。

 

引き続き過去問を繰り返し解いていましたが、マンネリ化してきたこともあり、さらに中央法規の模擬問題集を解くようにしました。

 

2回目の模擬試験は、図書館で国家試験本番を意識しながら取り組みました。結果はB判定でした。前回よりも理解できている部分が増えていたことで、やる気もさらにあがりました。

 

勉強の息抜きは、ひたすらクラシック音楽を聞いていました。歌詞付の曲だと、歌に意識が向いてしまうと思ったからです。国家試験当日の試験会場は自宅から遠かったため、ホテルに前泊して備えましたが、宿泊先のホテル探しでも息抜きすることができました。部屋や朝食の写真を見ながら快適に過ごせそうなホテルを探すのは楽しかったです。

 

国家試験当日は、「なんだこれ?」と思うような問題もありましたが、自分を信じるほかありませんでした。試験が終了してからは神頼みです。合格発表は、夫と一緒にホームページで確認し喜びました。

 

4.これから受験する人へ

私が合格できたのは、家族や職場の協力があったからだと思います。特に、家事を手抜きしても怒らなかった夫には感謝しかないです。環境への配慮はとても大切だと思います。すべてを頑張ろうとしても疲れてしまうと思うので、どこかで手抜きをすることをお勧めします。

 

 これから受験される方は、負けずに頑張ってください。努力は無駄にならないはずです。

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