合格体験記

30代女性

受験勉強を開始したのは、10月からでした。それまではスクーリングとレポート課題に追われ、全く勉強していませんでした。

 

普段はフルタイムで仕事があり、家に帰れば子育てと家事に追われ、まとまった勉強時間はとれませんでした。そのため、隙間時間を有効に使いました。昼休みの食事をとりながら、子どもの宿題を見ながら、お風呂のお湯を沸かしている間に・・・など「ながら勉強」が多かったように思います。

 

そのため、いつでもテーブルの上にテキストなどを出しておくようにしていました。外出時にもテキストを入れ持ち歩き、少しでも待ち時間があるような時には、テキストを開いていました。丸一日、子どもを主人にみてもらい図書館で勉強していたこともありました。

 

気乗りせず勉強を全くしない時期もありましたので、国家試験までの一日平均の勉強時間は10分位かもしれません。共通科目免除のため、模試は受けませんでした。

 

勉強方法については、使用参考書は中央法規出版の過去問題解説集を9月から11月頃まで使い、おおまかな流れを把握しました。11月以降は中央法規出版の過去問一問一答を使い正解するまでひたすら解き続けました。

 

ノートは作りませんでした。ノートを作ると勉強に取り掛かるハードルが上がりそうに感じたので、テキストの隙間に自分なりに整理できるように書き込みをしていました。

 

受験生の皆さまへのアドバイスについては、専門科目のみの受験だった自分なのであまり参考にならないかもしれませんが、自分が感じたことをお伝えしたいと思います。勉強しても10代の頃とは異なり、少し読んだだけでは記憶できませんでした。地道に繰り返して頭に叩き込むしかありません。記憶力の衰えを感じ、納得のいくまで覚えることができませんでした。

 

しかし、相談援助の事例問題については、普段仕事でしているケースワークで得た知識や経験が活きて、納得のいく点数がとれたと思っています。勉強時間がとれずなかなか記憶できなくなっても、普段の経験でカバーできることもありますので、どうか皆さんも自信を失わずに頑張っていただきたいと思います。

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