40代女性
氏 名 :Iさん
居住地 :富山県
年 代 :40代
性 別 :女性
学習開始時期 :2018年8月
職 業 :相談援助職
私は現在居宅介護支援事業所でケアマネジャーとして働いています。令和元年9月で丸5年となります。ケアマネジャーとして3年が経とうとしていた2年前のある日、上司から「あなたは相談援助職に向いていない」と言われました。その時はショックを受けただけだったのですが、ずっと気持ちの中に残り続けていました。
そんな気持ちのまま利用者様に接するのは私を信じてくださっている方たちに失礼だと思ったので、何とか状況を変えたいと考えました。そんな時に思い出したのが社会福祉士という資格です。ケアマネジャーは高齢者福祉に特化したような職業ですが、そのほかの制度も関わってきます。その「その他」の部分の知識を強化することで自信をつけ、現在の状況を打開したいと考えました。
日本こども福祉専門学校での学びは楽しく、スクーリングでも幅広く仲間と話ができたので、職務に負担になる事は一切なく、逆に社会福祉士としての炎が宿りはじめたくらいでした。
ですが、試験に合格しないとどうしようもありません。8月に近くの大学で開講された試験対策講座を受講しました。そこでは現役で相談援助業務に就いている講師陣が授業をされていたので、毎回合格へ向けて励まされました。この励ましは大変重要です。大学でたくさんの仲間がいる状況と異なり、私たちはそれぞれの職場で日々奮闘しています。どうしても勉強をする気にならない日も多々ありましたが、いきいきと働いている社会福祉士をみるとその都度立ち上がることができました。
模試も一度は受けたほうが良いです。どこのものでも良いと思います。タイミングが合う時で。解答が参考書となるのでそれを繰り返し勉強しました。そのほか普段は教科書的な物は読まず過去問解説集だけ使用しました。それも1ページの上部に問題があり下部にすぐ解説が載っているものです。それがそのまま参考書となります。なぜなら分野をまたいだ知識ばかりだからです。
試験前々日に休みを頂き、試験に集中できるようにしました。当日はどんな環境かわからないので、時計・カイロ・厚着は必須です。私が受けた会場はイベント会場で空調がゆきとどかずとても寒かったです。友人は時計がなく大変困ったと話しておりました。
勉強はやりつくしたと思えるほど過去問解説集を解き続けても「見たことない」という問題がいくつか出ました。今年はヘイトスピーチについての出題でした。しかし世の中の動きになんとなくでも興味をもっていれば大丈夫です。スクーリングの仲間がいろいろな道を模索しているのを見て合格後は転職も考えています。勉強中も試験後もいつも互いに励まし合っていけたら良いと思ってます。