合格体験記

40代男性

試験が終わった直後の感想は、「100点くらい取れたのではないか」でした。しかし、実際は93点。なかには1点しか取れていない科目が2つあり、ひやひやの合格でした。

 

試験勉強は試験の約半年前の7月から始めました。レポートを6月までに終わらせて、どのように勉強すれば分からないまま、前年度の過去問から取りかかりました。7月の中旬に行われたスクーリングの際に、本校の先生より勉強方法の解説があり、その通りに進めることにしました。その勉強方法は、

①ひとつの参考書を決める。

②過去問や模擬問題の選択肢で、○はそのまま、×は正しい文章に直す。

③その文章が参考書にある場合は、アンダーラインを引き、ない場合は項目の空いているところに書き込みをする。

④それを試験の2ヶ月前までに、過去問3年分、模擬問題は2回分くらい行う。

⑤残り2ヶ月は、その参考書を使用して、暗記を行う。というものでした。

 

参考書は、本屋で検討しレビューブックにしました。ひとつの文章が短い点、図表が多い点、サイズがコンパクトなところが良いと思いました。そして勉強法の②と③を7月の中旬から11月の下旬までひたすら行いました。これは勉強というより作業という感じでした。過去問は年度によって、マーカーの色を変え、少し詳しく資料がほしいときは、テキストのコピーやインターネットのプリントを切り張りしました。こうしてだんだんと参考書が膨らんでくることにやっている感があって楽しかったです。

 

私は「特養」で介護員をしております。交代勤務で夜勤も有り、勉強時間も日によってまちまちでした。休みの日は4~5時間しましたし、勤務によっては30分や全くしない日もありました。平均すれば1日、2時間弱といったところです。この勉強法のよいところは、少しでも時間があれば、1問でも2問でも進められるところです。試験は全部で150問ですが事例問題を除けば約120問です。選択肢は1問5つですので、試験1回分で選択肢が600。過去問と模擬問題を合わせて5回分、3000の選択肢は4ヶ月間でもやっとの量でした。

 

12月初旬に模試を受けることにしていましたので、逆算して11月中旬から参考書を最初から目を通すことにしました。覚えにくい語句や事柄はメモ紙に何回の書き、暗記するようにしました。模試は中央法規のものを自宅に取り寄せ、公立図書館の自習室で行いました。前半135分、後半105分、1問1分30秒ペースと思っていましたが、前後半それぞれ15分くらいは余りました。迷った問題をもう一度、見直しをする時間は十分有りました。でも終わった後の疲労感は相当なものでした。

 

結果は87点。正解の中で解答時に正解とはっきり分かった問題は半分も有りません。あとは消去法で、「これかな―」という感じでした。その後、2回目の参考書見直し暗記を行いました。1月初旬、模擬問題集に1回分手つかずのものがあり、それを模試と同じように図書館で行いました。結果は88点。1ヶ月勉強しても点数の伸びが無いことに少しショックでしたが、ある程度の点数は取れると自覚しました。それから3回目の参考書見直しを行い本試験に臨みました。正解がはっきりわかる問題が増えたことで文頭の感想になったと思います。

 

この体験記が今後受験をされる皆様の少しでも参考になれば幸いです。

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