合格体験記

50代女性

氏 名:Sさん

居住地:山形県

年 代:50代

性 別:女性

学習開始時期:2019年10月

職 業:その他

 

1.社会福祉士を目指した理由

私は福祉分野を学んだ経験もなく、専門の仕事に就いた経験もありません。しかし現在の仕事で自分のコミュニケーション能力や社会制度上の専門知識不足に悩み、専門知識の必要性を認識するようになったことから社会福祉士を目指すことにしました。

 

2.使用した参考書等

  • 過去問完全解説(ユーキャン)
  • 見て覚える!社会福祉士国試ナビ2020(中央法規)
  • 学習サポートシステム C-Learning

 

3.合格までの道のり

実習では地域包括支援センターで学ばせてもらいました。

一般住民の私が今まで全く見えていなかった世界、虐待等の困難事例についても改めて考えさせられました。葛藤を伴いながらも寄り添い、前進する専門職のみなさんの力の大きさを実感しました。自分たちの暮らしは今まで考えてもみなかった多くの尊い支えがあり、成りたっていたことも理解できました。ここでの経験は試験勉強を行う上で大きなモチベーションにつながりました。現在でも専門職として生きる姿には尊敬の念が堪えません。

 

しかし試験勉強は至難の業でした。若い時と違い集中力、持続力、体力もなく記憶も定着できなかったからです。勉強を開始したのは9月半ばから。当初は何から手を付けていいのかさっぱりわかりませんでした。そこでニフィスでの最後のスクーリングの際に専任教員の先生から教えていただいた、過去問1冊と参考書1冊に絞る勉強方法を実践しました。私の活用した問題集はユーキャンの「過去問完全解説」と参考書は中央法規出版の「国試ナビ」です。中途半端にあれこれ手をださずこの2冊を中心にやりました。ユーキャンの「過去問完全解説」は初心者でも読みやすく理解しやすかったです。国試ナビ(中央法規)は図解での説明が中心で目から記憶に定着させるイメージで活用しました。ここがポイントですが自分に合う教材を絞り繰り返すことです。あまりに難しい教材だとそこで思考停止になってしまいます。

 

初めは過去問を解いても全く解けませんが繰り返し解いていくうちに少しずつ解けるようになっていきました。

 

11月に自宅で中央法規の全国模擬試験を受けました。結果はB判定80点。さらに一科目0点の教科もありました。心が折れましたが、模擬試験は会場でも自宅でもいいので自分の現状を把握するため、また時間配分を意識するため一度は受験したほうがいいと思います。当時、半泣きの私に中学の息子が「一科目1点ずつプラスすれば19点プラスになるでしょ。そうすれば合格ラインになるんじゃない?頑張って。」と励ましてくれました。それ以降、泣き言をいう暇があれば勉強していました。

 

11月からは勤務日は3時間ぐらい、休日は5時間以上勉強をしていたと思います。本当に必死で結局過去3年分と厳選問題を8回ぐらいは繰り返したと思います。また、苦手な分野の暗記カードを作成し時間があればめくっていました。

 

4.これから受験する人へ

とにかく合格をあきらめず最後まで続けることです

受験勉強は苦しいですが、勉強できる環境がある人は恵まれていると思います。

そしてどうぞ努力した自分を認められるよう頑張ってください。

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