合格体験記

德田功さん

試験勉強への取り掛かりは6月からです。過去問集はどれも分厚く、毎日1科目とか1日1時間とか試行錯誤しましたが、自分に合っていたのは、職場の昼休憩時間の活用です。仕事していた流れで頭がはたらいているので、一番、集中力が発揮されました。

私は、過去問題集以外使いませんでした。メディックメディアの「クエスチョン・バンク」最新版と4年前の版です。中の参考資料が参考書なみに充実しています。古い版が手に入らない方は、同じ出版社から出ている、10年分の過去問を基にした「レビューブック」も良いかもしれませんが、参考資料等は過去問集に収録されものとダブります。

問題を解かず、解答の解説のみを読み込みを、12月までに2往復しました。どの問題集も試験の設問順になって言いますが、それですと馴染みの薄い「人体」や「心理学」の分野が初めにきて、興味が湧きにくいので、「相談援助」の科目から読み始めました。基礎と理論を合わせて一番配点があります。ここの読み込みをじっくりやり、設問への慣れや、出題傾向をつかめれば、大きな自信になります。

過去問の中でも繰り返し出題される問題は、設問の表現を変えて再出題されるのが、解説の読み込み過程で分かります。

年表的なものやアプローチの分類は必ず出題はされますが、問題数はそれほど多くはありませんので、暗記は意味ないと思えます。単純に単語のつながりを覚えるだけでは、覚え間違えも多く、それを完璧にする行為よりは、解説文の中で意味を理解する方が頭に残ります。

前年は民生委員制度の基礎ができて100年の節目であったため、時事問題はここから出るのではと予想しましたが、当たりでした。その年の時事問題の見極めは重要と思います。

模擬試験は受けていません。前年度の試験問題を試験と同じ条件で取り組み、時間配分と苦手科目(1,2点しか取れなかった科目)のあぶり出しに使いました。

時間配分を本試験前に経験することは必要と思います。試験場には時計が無くアップルウォッチを付けて行ってしまったので外しました(試験官に可否を聞いたわけではありません)が、午前、午後共に終了30分前には教室を出れました。ちなみに回答を迷って、提出直前に直した問題はたいてい間違いで、直さずに残した問題は正解でしたので、本試験時、迷った時の参考にしてみてください。

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