40代女性
氏名 :Mさん
居住地 :千葉県
年代 :40代
性別 :女性
学習開始時期 :2018年12月
職種 :相談援助職
私は10数年間保育士として勤務した後に、児童福祉に関する相談援助職に転職しました。その頃には社会福祉士資格は手の届かない憧れの資格でした。しかし、福祉職とは本当に奥深いものです。関わる相談者を取り巻く状況に、福祉について、知識不足を感じ、いろいろな分野を広く学ばなければと感じて受講を決めました。
学生時代から長く月日が経っており、どうやって勉強していたかな?と取り掛かるところから不安でした。しかし、テキストが送られてくると現在の仕事に関わる内容ばかりで、学生時代とは違い興味をもって読み進められました。ただ、仕事と家庭の時間が大半で勉強時間は意識して作らないとできませんでした。勉強といっても課題のレポートを提出期限に間に合わせることに必死で、初めはなかなかコツもつかめず、焦りだけが募っていきました。しかし、ちょうどその頃に第1回目のスクーリング行われ同じグループの方々にレポートの進捗状況や勉強方法等を聞いて参考にさせて頂きました。皆さん福祉職の在職中の方々でしたので、「皆、仕事との両立で同じ気持ちなんだな。」と、同志がいることに励まされ、その後もスクーリングの度に情報交換をしました。
レポート提出やスクーリングが全て終わると、そこで達成感を持ってしまい、しばらくは全く机には向かいませんでした。また、知人に、社会福祉士国家試験に、数回目で合格したと聞いていたこともあり、自分の中で気が緩み、やる気がなくなっていきました。
しかし、スクーリングやレポートの為に家族に協力してもらい時間を作ったことを振り返り、12月中旬からようやく重い腰を上げて試験勉強を開始しました。
試験勉強には、中央法規の過去問題集を主に使いました。アプリの社会福祉士暗記カード・過去問徹底対策も何時でも何処でもできるので使い易かったです。年齢的にも性格的にも集中力が続かないので、目標を「必ず一日一時間以上」と緩く決めました。
時間が作れる休日には、午前中だけ、または午後は家事の合間に、と自分のペースで取り掛かりました。高校生の息子が期末試験の時には一緒に図書館に行き、自習室で勉強したこともありました。
中央法規の全国模試の最終締め切りに申込み、自宅受験をし、国家試験と同じ時間帯で行いましたが、そこで得意、不得意分野がはっきりしました。試験一カ月前からは、過去問題集の不得意分野を重点的に行うようにし、得意分野は集中が切れてきた時や、息詰まった時にリラックスしたり、正答することでポジティブになれるように取り組みました。模試は、国家試験と同じ様式なのでイメージが出来て解答も参考になるのでお勧めします。
受験票が届いてからは、試験会場が自宅からやや遠方だったので、一度会場近くの駅まで下見に行きました。そのため当日は、乗り換えや受付時間に気持ちの余裕が持てました。電車内や会場では、参考書を見ていた方もたくさんいましたが、私は、長時間の試験で集中力が切れてしまいそうだったので、なるべく脳内の体力を一日もたせないとと思い、参考書は持参しましたが殆ど見ませんでした。
本番の試験では時事問題も多く出題されていたので、年間通して新聞やニュース、特に福祉制度に関する記事を気にして目を通していたことはプラスだったと思います。経験がない分野は、難しいと苦手意識を感じましたが、最後まで諦めず、マイペースで取り組んだことがラッキーな結果となりました。
皆さんも、仕事との両立で大変だと思いますが諦めずに頑張ってください。