Kさん
現在私は有料老人ホームのケアマネージャーをしています。
なぜ私は社会福祉士の資格試験を受けたのかというと、ケアマネの資質向上を目指したこともありますが、高齢者の分野だけでなく、福祉全般の制度を知りたかったからです。また社会福祉士の勉強をして相談援助職の理解を深めたかったこともあります。
日本こども福祉専門学校のレポートは受講した年度の3月に終わりましたが、レポート提出中は作成に追われて試験勉強に手が付けられませんでした。
レポートが終わった4月より過去問を購入して、毎日ゆっくり10問づつ解いていきました。
4月5月で過去4年分を一通りやってみましたが、基本的なことを理解しておらず、勘に頼っている所が多かったです。6月7月で2回目の過去問を解きました。
今度は解説を読みながらなんで間違ったかをチェックしていきました、しかし8月に勉強する意欲がわかないというスランプに陥りました。9月後半から神奈川社会福祉士協会が主催する勉強会に参加して、嫌でも勉強せざるを得ない状況を作りました。まわりの人達の真剣な表情を見て、ようやく自分も頑張らなくてはいけないという気持になれました。ただその後おこなった全国統一模擬試験は散々たる結果でした。合格に達するにはまだまだ遠い距離があると実感させられました。
11月からは中央法規の国試ナビの参考書を使い、過去問と併用して学習を進めました。わからない用語は社会福祉用語辞典を購入して一つ一つ調べていきました。時系列と歴史上の人物を頭の中に整理するため、自分のわかる表を作りました。人物の名前をおぼえるのが大変なので、用語辞典に載っているイラストをコピーして表に張り付け、自分でイメージ出来るように工夫しました。平日は仕事で疲れているので夜に1時間位、休みの日は3時間位、勉強をしたと思います。
12月に中央法規の模擬試験を受けました。試験のシミュレーションをして挑んだので、統一模擬より落ち着いて受けることができました。しかし、ある事に気が付きました。すべての項目に点数がなければいけないのに0点項目が一つあった事と、問題を読み間違えて二つ答えを選ばなければいけないのに、一つしか選んでいない所が何か所かあった事でした。これは、本番に向けての自分への戒めとなりました。
当日は前もって会場と電車の時刻の確認をしていたので、スムーズにいきました。駅から会場までは受験生の列で、そのほとんどが大学生などの若い人達だったのです、50代の私は場違いのような気がしました。当日の会場は想像以上に寒かったです。またこの時期はインフルエンザも流行していました。
一回目で合格できたのは、社会福祉士への思いと夫の協力があったからだと思います。
これから受験する方達に一言、体調管理に充分気を付けることはもとより、社会福祉士の理念に共感して根気強く学習を進めれば必ず合格出来ると思います・・・・・頑張ってください。