30代男性
氏 名 :Iさん
居住地 :長野県
年 代 :30代
性 別 :男性
学習開始時期 :2018年3月
職業 :相談援助職
元々、ケアマネなど高齢者分野の相談援助業務をしていましたが、他の仕事や分野にもチャレンジしてみたいとの思いがあり社会福祉士の取得を決意、nifisに入学しました。
試験勉強を始めたのはちょうど試験から1年ぐらい前の3月頃だったと思います。1年前からの始めたのはあまり直前になって詰め込むような事はせず余裕を持った学習にしたいと思ったからです。1年間、試験勉強に集中するため提出予定のレポートは2月頃には終わらせていたかと思います。
勉強時間は平日1時間程度、休日は2~3時間程度を目安に行いました。長期間ですし、あまり頑張りすぎも良くないと、勉強を一切しない息抜き日もちょこちょこ入れていました。
まず、前年3月に過去問集を1冊購入しました。中央法規のものです。3月にはまだその年の試験内容が反映された過去問集は出ていませんので、前年のものを購入しました。その1冊の問題集(過去問3年分)を3月~9月までただひたすら解きました。繰り返し繰り返し、その1冊をただひたすらです。他の参考書・テキスト等、一切見ていません。2~3周もすると答えを覚えてしまいますので、「問題を解く」というよりは「解説を覚える」事を意識しました。中央法規は解説が非常に丁寧です(その分、覚える内容も多いですが)。
9月まで半年間ひたすら1冊の過去問集(過去問3年分)をやり続け、9月に力試しとしてその年の試験問題にチャレンジしてみました。結果は102点でギリギリ合格ライン(その年は合格点が99点の年)。これでは本番どうなるかわからないと思いエンジンをかけ直した反面、過去問3年分でも半年やりこめばギリギリ合格ラインにいけるんだと思いました。
その後、その年の内容が入った最新の過去問集(中央法規)1冊と模擬問題集(中央法規)を買いました。中央法規の過去問集は2年分の内容が重複してしまいましたが、それでも最新1年分の解説を読み込みたいと思ったため購入しました。なので取り組んだ過去問は計4年分だけです。
9月からはその3冊を試験前日まで繰り返しました。私の場合は地方だったこともあり、模擬試験やセミナーなど一切受講をしていません。浮気をせず、ただ、ひたすらに3冊の問題集を読み込みました。この内容を理解すれば、正答60%には届くはずと根拠のない自信を持っていました。
迎えた本番、午前と午後の長期戦であり、さすがに午後には疲れてきました。初めましてといった人物問題に動揺し、昼食の時間には午前の答え合わせを仲間としている周辺受験者の言葉に聞き耳を立てながら動揺し、何とか1日が終わりました。終わって会場を出たときの感想は、「難しい。来年もかなー。」でした。しかし、ホテルへ帰ってからした自己採点ではまさかの110点オーバー、正式な結果で115点での合格となりました。
振り返ると、やはり浮気をせずただひたすら過去問を主体とした学習を繰り返したことが得点の伸びに繋がったのかなと思います。基礎を固めた結果、選択肢の絞り込みができ、何となくこれかな?と選んだ選択肢の正当率があがりました。(実際何となくこれかな?と選んだ問題のほとんどが正答していました)
これから受験する皆さんへのアドバイスとしては、やはり「ひたすら過去問」です。問題を解くというより解説を覚えるイメージです。皆さんも晴れて合格し、ソーシャルワークの中で関われる事を楽しみにしています。